映画「チケットトゥパラダイス」

チケット・トゥ・パラダイス(字幕版) ジョージ・クルーニー Amazon ロースクールを首席で卒業し自慢の娘が卒業旅行で行ったパリで現地青年と恋に落ち結婚をするという。25年前に離婚した元夫婦が結託しなんとか結婚をやめさせようとバリに乗り込むが… 仲の悪…

「死は存在しない」 田坂広志

死は存在しない~最先端量子科学が示す新たな仮説~ (光文社新書) 作者:田坂 広志 光文社 Amazon 最先端量子化学が示す新たな仮説というサブタイトルが付いている。 you tubeなどで量子科学と人間の心の関連などを見たりしていまいち理解できなかったが 興味…

「山下清展 百年目の大回想」 SOMPO美術館

SOMPO MUSEUMは初めて行った。山下清の花火の絵の広告を見て興味を持った。 そしてあまり混んでもいないだろうとたかを括っていたらすごく混雑していた。 山下清の絵は子供の落書きのような単純な絵を思っていたが 貼り絵の技術もすごいし構成や色使いなども…

「警視庁草紙」 山田風太郎

警視庁草紙(上) ――山田風太郎明治小説全集(1) (ちくま文庫) 作者:山田風太郎 筑摩書房 Amazon 警視庁草紙〈下〉―山田風太郎明治小説全集〈2〉 (ちくま文庫) 作者:山田 風太郎 筑摩書房 Amazon 明治初期の警察や政府、元同心などがさまざまな事件に 関与…

「特別な存在になりなさい」山口路子

特別な存在になりなさい: ジャクリーン・ケネディという生き方 再生版 作者:山口 路子 ブルーモーメント Amazon ジャクリーン・ケネディのことを書いた本。 よく見ると美人じゃなくて雰囲気美人なんだと思う。 ミスコンなどで選ばれるタイプだったようだから…

「全面改訂第3版 ほったらかし投資術」山崎元 水瀬ケンイチ

全面改訂 第3版 ほったらかし投資術 (朝日新書) 作者:山崎 元,水瀬 ケンイチ 朝日新聞出版 Amazon 図書館の返却期限がきて最後まで読めなくて残念。 とにかく全世界株インデックスを淡々と長く積み立てることを推奨。 利益確定も手数料や税金やらが掛かるか…

「中野京子と読み解く 名画の謎 ギリシャ神話編」 中野京子

名画の謎 ギリシャ神話篇 (文春文庫) 作者:中野京子 文藝春秋 Amazon ギリシャ神話、マザーグース、聖書は勉強したいとずっと思っていて できない教養。 絵画を紹介しながらギリシャ神話を解説していきわかりやすい。 聞いたことのある名前も多いけどすぐに…

「日本史を暴く」磯田道史

日本史を暴く-戦国の怪物から幕末の闇まで (中公新書 2729) 作者:磯田 道史 中央公論新社 Amazon 歴史の裏話的本。 天皇終身制は伊藤博文が決めたと書いてあったが本当だろうか? ずっとそうなのかと思ったが確かに途中て退位とか歴史では 多々あった。そん…

「マッキンゼー流入社1年目ロジカルシンキングの教科書」 大嶋祥誉

図解 マッキンゼー流入社1年目問題解決の教科書 作者:大嶋 祥誉 SBクリエイティブ Amazon 何かを考える時にはそれは真実か、誰かの意見なのか、鵜呑みにせずに 批判的に考える。思い込み、これまでの経験、習慣、世間の目、 常識、報道、ネット情報などが自…

「テート美術館展 光」国立新美術館

光をテーマにテートの展覧会なのだが現代アートも多く ちょっと躊躇われたが食わず嫌いかもと行くことにした。 やはりジョン・ブレットの「ドーセットシャーの崖からみるイギリス海峡」は メインビジュアルにもなっており海面の煌めきや光の注ぐ様子、 色合…

「成熟スイッチ」林真理子

成熟スイッチ (講談社現代新書) 作者:林真理子 講談社 Amazon 日大生の不祥事で今まさに矢面に立たされている林真理子の本。 日大理事長の仕事についても触れている。 タイトル通り成熟がテーマだが彼女らしいわかりやすい口調でユーモアのある自虐ネタも交…

「木島櫻谷 山水夢中」 泉屋博古館

初めて行った美術館だが都会の中に贅沢な緑に囲まれて 蝉の声も聞こえる。 庭の花をスケッチする人がいたり優雅で文化的な時間が流れる。 目の前はスエーデン大使館で周りは高層ビルに囲まれている。 知らない画家の展覧会だったがテレビで美術展の紹介をみ…

「バカと無知」 橘玲

バカと無知―人間、この不都合な生きもの―(新潮新書) 言ってはいけない 作者:橘玲 新潮社 Amazon 攻撃を受けた時生き物はまず逃げようとし、無理なら反撃、それも無理な絶体絶命なら 体温と心拍数をさげ胃や腸内のものを排泄し意識を失い「死んだふり」をす…

「最大化の超習慣」 堀江貴文

最大化の超習慣 「堀江式」完全無欠の仕事術 作者:堀江貴文 徳間書店 Amazon 人生を楽しみパフォーマンスを最大限に上げるためのホリエモン流習慣術。 you tubeでの彼のようなすべてをわかってます的なしたり顔なかんじではなく 自分の弱さや共感などもでて…

「小林古径と速水御舟 画壇を揺るがした二人の天才」 山種美術館

生誕140年記念とのこと。 山種は今年一番来ている美術館かも。 太田記念美術館との相互割引で百円引きになった。 日本画は丁寧に描かれている印象。 古径の猿曳は二枚に分けて猿と猿回しがシンプルな線と構図で 描かれていていい。 古径の「不二」も簡易な線…

ポール・ジャクレー フランス人が挑んだ新版画 太田記念美術館

太田記念美術館でポール・ジャクレーの展覧会を見る。 フランス人で子供の頃に来日しその後日本画を学ぶ。 終生日本で暮らして様々な国の風俗と人を新版画で描いた。 ミクロネシアが近かったせいかそのあたりを描いたものも多いし 韓国の民族衣装や満州族の…

大阪の日本画 東京ステーションギャラリー

浪速の近代日本画、初の大規模展とのこと。 個人的に知っている画家はいなかったものの すごく楽しめ大満足の展覧会だった。 大阪は独自の文化圏を形成し画家も金持ちに囲われ 衣食住の面倒もみられ外に絵を売る必要がなかった人も多く あまり有名にならなか…

「掌に眠る舞台」小川洋子

掌に眠る舞台 (集英社文芸単行本) 作者:小川洋子 集英社 Amazon 舞台がモチーフの短編集。 小川洋子らしく童話のような優しいでも時折グロで幻想的だったり現実的だったりする話なのだが、読んだあとにちょっと胸が痛くなるようなノスタルジーを感じる。 読…

「ジョルジュ・ルオー かたち、色、ハーモニー」 パナソニック汐留美術館

汐留のパナソニック美術館に行って、ルオーを見る。 ここは以前に来たことがあったが新橋からの行き方は簡単だった。 汐留は港区、新橋も港区というのがまるで中央区かという銀座との距離なのに なんとなく違和感。 そしてここに来ると目の前に巨大な電通ビ…

「マティス展」 東京都美術館

20年ぶり待望の大回顧展と銘打って開催された展覧会。 今日は終日台風のような強風が続いた。 彼の初期の作品などはいわゆるマティス風ではなく普通の学生らしい絵だったり セザンヌ風や点描画、ピカソ風など本人的には実験なのだろうが その経過が見て取れ…

「富士と桜」山種美術館

ちょうどジャスミンが咲く季節になっており、あちこちでいい匂い。 山種でも外の庭にたくさんのジャスミンが花を付けていていい匂いだ。 富士と桜をテーマに集められた展覧会。 山種の所蔵だが10年ぶりに展示みたいな作品が多々あったがそれはなぜそんなに …

「憧憬の地ブルターニュ モネ、ゴーガン、黒田清輝らがいた異郷」 国立西洋美術館

楽しみにしていたブルターニュ展。ゴーガンの「海辺に立つブルターニュの少女たち」以前の 展覧会で確か見たと思うのだがその時に面白かったので今回も楽しみだった。 全体的に私好みで面白かったのだがいまいち体調不良でその点が斬円だった。 現代のイラス…

「同調圧力のトリセツ」 鴻上尚史 中野信子

同調圧力のトリセツ(小学館新書) 作者:鴻上尚史,中野信子 小学館 Amazon 二人の対談だがとても興味深い物だった。 女の子は成績がいいことにインセンティブがないという話で 鴻上さんが小6の子供達を見ていると男女の能力差に驚くという話が出てくる。 女…

「東福寺」 東京国立博物館

久しぶりの東博だ。上野の桜は7分咲きくらいか。この敷地にも美しい花が。 目的は「東福寺」展だ。 禅寺の巨刹らしい。京都で前を通りかかったかな?思い出せないが・ 主にお坊さんの姿を描いたものが多く、伝説の絵仏師明兆の収蔵品も展示。 禅のお坊さん…

映画 「パリの家族たち」

パリの家族たち オドレイ・フルーロ Amazon 母親をテーマに色々な家族像を描く群像劇。 自分と母親の関係とか自分が母であるとか みんなの悩みが映し出されるのだが やはり母親という存在は大きいのだと認識。 セリフでもあったが世間は父親には評価が甘い。…

「芳幾・芳年-国芳門下の2大ライバル」  三菱一号館美術館

落合芳幾と月岡芳年という幕末を代表する浮世絵師歌川国芳の門下生の展覧会。 もちろん国芳の作品も多くあった。 芳年の武者无類シリーズが良かった。 構図やポーズもスタイリッシュで小道具も綺麗で面白かった。 この展覧会はなぜか「警視庁草紙」という漫…

映画「ザ・ロストシティ」

ザ・ロストシティ [Blu-ray] サンドラ・ブロック Amazon 映画が封切りの時の宣伝で面白そうだったのでWOWOWで見る。 まあまあ売れっ子ロマンス小説家のサンドラ・ブロックが古代都市の謎を 探るために金持ちのボンボンに誘拐され・・ 実際に見た印象はちょっ…

「人間関係の心理学」 オンライン&リアルのトラブルを回避  

ゼロからわかる オンライン&リアルのトラブルを回避 人間関係の心理学 作者:ポーポー・ポロダクション 日本文芸社 Amazon この本はすごく役に立つことが書いてある本なのだがイラストが多用されていて 軽いタッチなのでそんなふうには感じられない。 いつで…

「お雛様 岩崎小彌太邸へようこそ」 静嘉堂@丸の内

先週に引き続き今日はこちらのお雛様を見にくる。 静嘉堂美術館には初めてきた。 こちらのお雛様は色々なもとというより一つをしっかり見せる。 まだ新そうに感じた。 道具類には岩崎家の家紋が入っていてすごい。 牧俊貴の「能彫 梅若六郎能姿羽衣」という…

「ストレス脳」 アンデシュ・ハンセン

ストレス脳(新潮新書) 作者:アンデシュ・ハンセン 新潮社 Amazon すごく興味深い本だった。 最近昔に比べてメンタルの病気になる人が最近は増えていると感じる。 著者の国スエーデンでは8人に一人がうつの処方箋を受けているそうだ。 でも心配性の人の遺…