2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「明日吹く風」 杉本哲太 天海祐希 秋本奈緒美

TV

おさななじみカップルの昭和のひと夏の思い出といった感じの物語。主人公の女の子あかねがなかなかいい味を出していたのと、彼女の小さな弟がぼっとしていて可愛い。隣に住む腕白坊主のヒロシもいい子だ。天海裕希は「離婚弁護士」で大好きになったが、この…

「『超能力』から『能力』へ」 村上龍 山岸隆

この本で一番興味を引かれたのは「100匹目の猿」現象のことだ。ある野生の猿が芋を海水で洗い始め、いつしかその群れの中に広がっていき、芋を洗う猿が一定量を超えたとき、接点のないほかの場所の猿たちも同様の行動をし始めたというもの。ある一定量の生体…

「恋愛函数」北川歩実

GP値という相性の函数を出すプログラムを導入して相性のいい人を選んでくれることが売りの結婚相談所で、相性値が異常に高いカップルの暴力事件や殺人事件が起こる。それはGP値が原因ではないかと噂になり・・・普通の恋愛小説かと思っていたら、ミステリー…

「佐伯チズのスキンケア・メイク入門」 佐伯チズ

化粧水をつけたら3分、乳液つけたら3分等「次の化粧品つけるまで3分待つ」、グラデーションは薄い色から濃い色をつける。

「無境界家族」森巣博

著者は博打打、奥さんはイギリス人の学者、息子は数学の天才という一家の物語。息子は不登校児だが、ポリシーがあったり、トラウマがあったりするわけではないらしく、突然自分で弁当を作って機嫌よく出かけたりする。「したいことだけすればいい。やりたく…

「コーラス」 クリストフ・バラティエ監督 ジェラール・ジュニョ主演

問題児ばかりを集めた寄宿学校の新しい舎監になったマチュは、音楽家を志しながら挫折して今は教師となっている。生徒は荒れ果て、校長は体罰ですべてを解決しようとする。あるとき子供たちがふざけて歌っているのを見かけ、合唱をやらせようと思いつくマチ…

「卓球温泉」 山川元監督 松坂慶子 牧瀬里穂出演

見た後にちょっと暖かい気持ちになる映画だ。旦那は仕事(または接待ゴルフなど)で忙しく、子供も大きくなり遊びで帰りが遅く、自分の存在意義などをふと考えてしまった専業主婦の松坂慶子は、ラジオ番組にはがきを書き、パーソナリティの牧瀬里穂の薦めも…

「日々是作文」山本文緒

恋愛体質の著者は、男性の群を眺めるとき、無意識に「好きな順番」「マシな順番」をつけてみているという。大勢の飲み会、おじさんばかりの会食でも、スマップでもなんでもその中でABCDEFとランクをつけるらしいのだ。彼女の回りには、同じような考えの人が…

「リップスティック」 野島伸司脚本 広末涼子 三上博史主演

リップスティック(1) [VHS]出版社/メーカー: フジテレビ発売日: 1999/10/06メディア: VHSこの商品を含むブログ (7件) を見る 少年鑑別所が舞台で、三上博史はそこの教官、広末はそこに収容される少女。窪塚洋介が恋人に援助交際をさせた罪で収容される天才少…

「少年H」妹尾河童

おとこねえちゃんの話を読みたくて読み始めたが、いや〜面白い!もっと優等生的な戦争反対小説かと思ったが、ユーモアたっぷりで、主人公のHはとても素直でいい男の子だし、家族も素敵だ。子供の頃の気持ちが、「そうそうそうだったな」と共感できるところが…

「GTO」「GTOスペシャル」

DVD

リアルタイムでちょっと見たことがあったことを思い出した。お話はなかなか面白く、特に教頭先生が学校ではいけ好かないいばりん坊なのに、家では妻と娘に虐げられているのがリアルでよかった。私は前半の方が面白かった気がする。後半(特に最終回)とか持…

「真夜中の弥次さん喜多さん」 宮藤官九朗監督 

見に行ってしまいました。 いろいろなところでの読んだ感想によると、「見る人を選ぶ」とか「好き嫌いがある」というのがあるものの、基本的には10代、20代の若い人々には受けがよく、30代以上の人は「付いて聞けない」という意見が多い気がした。クドカン物…

「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」村上春樹

夜になると起き出し、図書館に保存されているいくつもの獣の頭骨から「夢読み」をする「僕」のお話「世界の終り」と、シャッフリングを駆使して暗号を読み解く仕事をする「私」のお話「ハードボイルドワンダーランド」。 まるで別々に展開する関連のなさそう…

「サイモン 36の法則」 柴門ふみ

サブタイトルに「女と男の不思議がわかる」とある彼女の見つけたいろんな法則36が紹介されている。 なかなか当てはまるなぁと思わせるものが多い。そのひとつ、「絶対、異性にもてる法則」は「同性に嫌われるタイプが異性に好かれる」というもの。具体的に…

父の矛盾

入院中の母の見舞いに叔母ふたりがやってきた。彼女たちはどちらかというと常識のあまりないふたりなのだが、天気がいいからと母を外の散歩に連れ出してくれて感動。そして同室のおば様に帰りしなに「早くよくおなりになってくださいね」と二人して声を掛け…

「僕は勉強ができない」 鳥羽潤

TV

山田詠美の原作も鳥羽潤君も好きなのに、これもいまいちだったんだよなぁ・・・ でも潤君のファッション(サッカーのユニっぽいT shirtsだったりレプリカ?だったり)が可愛かったけど。そして鳥羽潤君もあんなに可愛いのにいまいちブレイクしないねぇ。

「嗤う伊右衛門」 唐沢寿明 小雪

DVD

小雪がお岩さんに扮する。彼女の誇り高く気の強そうなしゃべり方が美しい。 でも思ったほどは面白くなかったな、残念。