2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

「妖怪大戦争」

両親の離婚で都会から田舎にやってきたもやしっ子タダシは 祭りで「麒麟送子」に選ばれたことをきっかけに 妖怪と戦うことに・・ 前半は神木隆之介君のかわいらしさに心を奪われ ストーリーが頭に入らない。 おなじみの妖怪たちも面白いのだが、 なんだか無…

「帰らざる夏」 加賀乙彦

陸軍エリート養成の幼年学校に合格した省治。 日々の過酷な修練に耐え、皇国の不滅を信じている鉄壁の軍国思想の 持ち主である彼を待ち受けた敗戦。 聖戦を信じていた心を引き裂かれ、玉音放送を否定し、大混乱の果て 義に殉じ自決した彼の青春の苦悩を描く…

「温室デイズ」 瀬尾まいこ

小学生のときにいじめにあい、転校した美しい優子、 そのときにいじめ側にいたみちるは、中学では仲良しになる。 みちるの幼馴染でやくざの息子の瞬。 だんだんと荒れていく学校の中で、あるときから みちるがいじめの対象のなり・・ 今回の彼女の作品は意外…

「人は見た目が9割」 竹内一郎

目次見たり、ぱらぱら見ているとすごく面白そうなのだが なんとなく頭に残らない。 書いてあることは成る程と思うものの、ひざを打つという ことではなくて、ちょっとぼんやりと読み終える。 その中で女性の勘が鋭いのは、長いこと地位が低くて 周りの情勢を…

「金持ち父さんの予言」ロバート・キヨサキ

株の暴落はいつかはするので、いかに株だけでは危険かとか アメリカの年金制度の不安定さなどが延々と書いてある。アメリカの401と日本の制度は同じなのだろうか? そもそもそこがわからないので、勉強をしなくてはならない。 いろいろと危険をはらんでい…

「小曽根真 クリスマス・スペシャル2006

〜リベンジ・オブ・モーツァルト」 文化村オーチャードホールで行われたジャズとモーツァルトの競演。 どちらかというと、モーツァルトの曲にちょっとジャズが 入ってくるという印象。塩谷哲(ピアノ)とパキート・デリヴェラ (クラリネット)がゲストで参…

「刺繍」 川本晶子

うんと年下の男性敏男と付き合っているエリ。 結婚も考えずに気軽な付き合いで家族とも打ち解けていたが、 ボケ始めた母がどうやら彼に恋をしているらしい。 母の看護の手伝いを兼ねて同居が始まった。 読んでいてずっと涙が流れていた。 まず痴呆の母親のこ…

「春の雪」

映像のとても美しい作品だった。やはり清様はちょっと妻夫木君よりもっと尖った感じの 美しさのある俳優さんにやってほしかったかな。 あと聡子もいいんだけど、もっと綺麗な人かと。ただ全体的にはとても楽しめた。 二回も作品は読んでいたのに、終わりがど…

「さくら」 西加奈子

しばらく家を離れていた薫が急に年末帰ろうと思ったのは 家を出ていた父が帰るという手紙をもらったからだ。 関西の実家は、陽だまりのように暖かく、平和な家族そのものだった。 働き者の父、美人の母、ヒーローのような兄、可愛くて乱暴者の妹。 小さな事…

「熊座の淡き星影」 ヴィスコンティ監督

アメリカ人と結婚をしてニューヨークに移り住む女性が 故郷の家を訪ねる。父はアウシュビッツで殺され、母は もとピアニストだが、今は心の病を患って別の人と結婚している。 久しぶりに再開することになった弟とは秘密の過去があって・・ 主演のクラウディ…

「ルートヴィヒ」 ヴィスコンティ監督

ルートヴィヒ2世の美と孤独と退廃の人生を描く。 出てくる人が美形がとても多く、城や自然、調度品など 映像がなにしろ美しい。4時間の長い映画だったが、退屈することなく見れた。 ルートヴィヒはワーグナーを愛し、城に招きいれたが 家臣たちやまわりの評…

「絡新婦の理」 京極夏彦

文庫版 絡新婦の理 (講談社文庫)作者: 京極夏彦出版社/メーカー: 講談社発売日: 2002/09/05メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 113回この商品を含むブログ (141件) を見る 連続目潰し魔殺人事件、房総の富豪織作家創設の女学校で起こる 「呪い」による殺人事…

「美人画報ワンダー」 安野モヨコ

このシリーズは美容の口コミ的情報とかわいくておしゃれなイラストが とても楽しい。 でもこの本持っていたのに買ったかも・・・・(涙)

「ベニスに死す」 ヴィスコンティ監督

BSで特集をしているので、録画している「ルートヴィッヒ」を中断して 見始めた。 老齢の作曲家は静養のために訪れたベニスで、美しさの象徴というべき 少年と出会う。それ以来彼の姿を求めては一日中ベニスを歩き回り リドのホテルのロビーでも視線をさまよ…