映画 「パリの家族たち」

 

パリの家族たち

パリの家族たち

  • オドレイ・フルーロ
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母親をテーマに色々な家族像を描く群像劇。

自分と母親の関係とか自分が母であるとか

みんなの悩みが映し出されるのだが

やはり母親という存在は大きいのだと認識。

セリフでもあったが世間は父親には評価が甘い。

 

赤ちゃんが生まれたばかりの女性大統領や大学教授、

ベビーシッター、女優など出てくる人も色々な境遇だ。

母親を大好きなゲイの男性がプッチーニを聴いて泣くのが

母との類似点だったり、女優が入院に持ってきたものがララランドと

本とビバルディだったり、美術館の中でタップを踊るカップルだったり

なんだかオシャレ。

親の老いもほろ苦く描かれてちょっとホロっときたり。

学校で母の日に贈り物をするイベントを中止するエピソードは

さまざまな家庭がある現代を表しているな。