2018-01-01から1年間の記事一覧

「銀のボンボニエール」 秩父宮勢津子

銀のボンボニエール 作者: 秩父宮勢津子 出版社/メーカー: 主婦の友社 発売日: 1991/06 メディア: ハードカバー クリック: 1回 この商品を含むブログ (1件) を見る 松平節子が容保の孫と知ってからすごく読みたかった本だ。 彼女の子供の頃から皇室に入り秩…

映画「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」

KUBO/クボ 二本の弦の秘密(字幕版) 発売日: 2018/05/21 メディア: Prime Video この商品を含むブログ (1件) を見る 日本が舞台とは知らずなんとなく東洋風で日本に近いところも あるもんだと思っていたらどうやら日本が舞台だったようだ。 でも絵が中国風で…

映画「ギフテッド」

gifted/ギフテッド (字幕版) 発売日: 2018/05/23 メディア: Prime Video この商品を含むブログ (4件) を見る 天才数学者の母が自殺をして叔父とくらすメアリー。 彼女も数学のたぐいまれなる才能があることがわかり 普通の人の暮らしをさせたい叔父と才能を…

「司馬遼太郎の風景6 NHK「街道をゆく」プロジェクト」

司馬遼太郎の風景〈6〉NHKスペシャル「沖縄・先島への道/奥州白河・会津のみち」 作者: NHK「街道をゆく」プロジェクト 出版社/メーカー: 日本放送出版協会 発売日: 1999/03 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る てっきり司馬遼太郎の「街道をゆく…

「ルーベンス展 バロックの誕生」 国立西洋美術館

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「王の画家にして画家の王」というタイトルのついた本展。 ルーベンスは語学も堪能で工房経営や外交交渉にも 才能を発揮したというのが意外だった。 下絵のようなものを描き、弟子や工房のチームが作品を 描いていたので量産できたそうだが、当時は当たり前…

ムンク展 東京都美術館

ART

上野で他の美術館に行くつもりだったのが アトレでやたらとムンク展の広告を見ていたら見たくなり 急遽そっちに行くことにした。 銀杏の木がきれいな黄色に色付いており、 いちょう並木のセレナーデを心の中で歌いながら歩いて行く。 日曜美術館で特集があっ…

「葵の残葉」 奥山景布子

葵の残葉 作者: 奥山景布子 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2017/12/13 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る 高須4兄弟を描いた本で、退屈な時代ものかと思ったが 面白かった。 高須の長兄慶勝が主役でストーリーテラーになっている。 …

映画 ボヘミアン・ラプソディー TOHO CINEMAS 新宿

クイーンのファンというわけでもなかったのだが ネットでも評判で見たくなった。 最初はこんな映画はファンしか見ないだろうと 思っていたのだが・・ はっきり言ってとても面白い。 ずっと音楽も流れているのでそれも楽しい。 私にとってフレディは亡くなる…

「女の七つの大罪」 林真理子 小島慶子

女の七つの大罪 作者: 林真理子,小島慶子 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2016/04/20 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る 林真理子と小島慶子の対談集。 ふたりとも大人なので面白い。 ポリコレだったり毒があったり・・ オーストラリ…

「いまなぜ白洲正子なのか」 川村二郎

いまなぜ白洲正子なのか 作者: 川村二郎 出版社/メーカー: 東京書籍 発売日: 2008/08/12 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 4回 この商品を含むブログ (12件) を見る この本は「いまなぜ青山二郎なのか」という正子の著書から タイトルを拝借していると…

映画「サーチ」 シネクイント

突然消えた娘をネットとPCを駆使して探す話なのだが 探しているうちに自分の知らない娘の顔を見えてくる。 ほとんどがパソコンの画面だけで展開するという 新しいスタイルの映画で面白い。 全然違和感なく楽しめるし、スリリングだし 最後の展開が思いがけず…

「東山魁夷展」 国立新美術館

ART

紅茶がアールグレーだとそれだけでうれしい。 お昼に紅茶とパンを食べてから展覧会へ。 すごく混んでいた。 おなじみに絵も多く、色彩が美しい。 雪景色に惹かれる。やはり静かで哀愁を感じるのか・・ 「雪の谷間」「白い朝」など好きな作品だ。 京洛四季の…

「横山崋山」 東京ステーションギャラリー

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非常に面白い展覧会だった。 もともとは知らない画家だったが、祇園祭の美しい絵の描かれたポスターを 見て興味をとても持ちいってみることに。 目玉は上下巻合わせて約30メートルという「祇園祭礼図巻」では色鮮やかな 山車が細かく描かれており面白い。 巻…

「仏像の姿~微笑む・飾る・踊る~」 三井記念美術館

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仏師がアーティストになる瞬間というタイトルがついている。 この美術館の展示は興味ぶかいものが多いが、今回もとても 面白い展覧会だった。 全体的に小ぶりの仏像が多めだったが、小さくても装飾が非常に 美しく優美でかたちも面白い。 ポーズも表情もいろ…

映画「ビッグ・フィッシュ」

ビッグ・フィッシュ (字幕版) 発売日: 2013/11/26 メディア: Prime Video この商品を含むブログを見る この映画で泣いたという評判を聞くので見てみた。 小さな頃からほら話ばかり聞かされ不信感を持っている 父親が瀕死状態になった息子が父の思い出を訪ね…

「お金2.0 新しい経済のルールと生き方」 佐藤航陽

お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book) 作者: 佐藤航陽 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2017/11/29 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (3件) を見る お金の価値は高いとはいえ、今の時代はお金より周りからの評価に 重きを置くよう…

「蜂蜜と遠雷」 恩田陸

蜜蜂と遠雷 作者: 恩田陸 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2016/09/23 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (61件) を見る 基本的にピアノコンクールに出場する人々の話だが、 審査員や調律師、運営側の話も分かって面白い。 コンクールを勝ち上がってい…

「オンナの奥義」 阿川佐和子 大石静

オンナの奥義 無敵のオバサンになるための33の扉 作者: 大石静,阿川佐和子 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2018/01/29 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る ふたりとも仕事でも第一線で来ている女性なので 話も面白い。 長谷川博己を初めて見た…

映画「プーと大人になった僕」 TOHO CINEMAS日比谷

プーと大人になった僕 (字幕版) 発売日: 2018/12/05 メディア: Prime Video この商品を含むブログを見る Midtown 日比谷は行ったことがあると思っていたが 今回ここの劇場に来て初めて来たと思う。 エスカレーターを上がると前に明るい景色が広がるが 大きな…

「芸術祭十月大歌舞伎」歌舞伎座

十八世中村勘三郎七回忌追善とうたわれる公演の夜の部では 仁左衛門さんと玉三郎の共演で久しぶりに歌舞伎座へ。 宮島のだんまり 義経千本桜 吉野山 助六曲輪初花桜 三浦屋格子先の場 義経千本桜では忠信勘九郎、静御前を玉三郎だった。 助六では七之助が揚…

映画「サークル」

ザ・サークル [Blu-ray] 出版社/メーカー: ギャガ 発売日: 2018/04/03 メディア: Blu-ray この商品を含むブログを見る 巨大IT企業に就職できた女の子が会社の考えに狂信的になり どんどんとエスカレートする様がとても怖い。 大人たちにいいように利用されて…

「ウォーターゲーム」 吉田修一

ウォーターゲーム 作者: 吉田修一 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2018/05/24 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る 産業スパイシリーズなのだが、毎回出てくるメンバーの名前とか 素性を忘れてしまうのはあまり興味がわかないせいか? 今…

「京都大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」 東京国立博物館平成館

ART

途中のフェルメール展の大行列をしり目にここに来たら 待ちもなく入場できてよかった。 大好きな快慶展だが、定慶、行快など作品も多かった。 定慶作の重要文化財指定の六観音は圧巻。 保存状態もよく繊細な彫りも美しい。 そのうちのひとつがこれだ。 今回…

「ピアノシリーズ2018 音楽の至宝Vol.6 GEIDAI meets TOHO」東京藝術大学奏楽堂

芸大の奏楽堂でやると聞いて古い方の建物かと思ったのだが それは改修中で、大学構内に立派なコンサートホールがあり それが奏楽堂だった。 秋の天気のいい日で過ごしやすく芸大に続く道は静かで緑も多く 気持ちがいい。 大学に入ると守衛のいる小屋がまるで…

「小川典子 ピアノ・リサイタル」 ミューザ川崎シンフォニーホール

このホールには初めて来たが川崎自体が都会で驚く。 JR駅付近は最近整備されたのかもだが、駅ビルもあり、飲食できるところも 多い。 ミューザ川崎のホールもモダンで曲線が多様されており、 デザインが変わっていて面白くステージ後ろにも客席がある。 パイ…

世界のエリートが実践している目のつけどころ ものの考え方」 相川秀希

世界のエリートが実践している 目のつけどころ ものの考え方 作者: 相川秀希 出版社/メーカー: キノブックス 発売日: 2017/03/18 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (1件) を見る 筆者は早稲田塾を設立した人らしく、塾を運営する人と…

「京都醍醐寺 真言密教の宇宙」  サントリー美術館

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密教というと激しい仏像が多そうでそれはそれで楽しみだったが 快慶の不動明王坐像があった。不動明王なので勇ましく怖い外観だったが それでも解説のみうらじゅん、いとうせいこうらがお顔がどことなく 優美と言っていたので、やはり快慶の作品展は見てみた…

映画「NIGHT HEAD」

NIGHT HEAD 劇場版 [DVD] 出版社/メーカー: ポニーキャニオン 発売日: 2001/07/18 メディア: DVD クリック: 27回 この商品を含むブログ (7件) を見る WOWOWで放送があったので懐かしく見た。 映画版を見たことがあったのかは思い出せないが ドラマ版はすごく…

「非常識な成功法則」 神田昌典

非常識な成功法則―お金と自由をもたらす8つの習慣 作者: 神田昌典 出版社/メーカー: フォレスト出版 発売日: 2002/06/01 メディア: 単行本 購入: 20人 クリック: 184回 この商品を含むブログ (198件) を見る かなり昔に書かれた本だったが、内容は役に立つ。…

「ミッシャ・マイスキー 70歳記念演奏会」 サントリーホール

チェロのミッシャ・マイスキーがピアニストの娘ならびに ヴァイオリニストの息子と演奏。 ピアノには譜めくりの女性がついているのだが失敗しないか 気が気ではなく曲に集中できない。 よく見ているとめくるタイミングでピアニストが大きくうなずいている。 …