大阪の日本画 東京ステーションギャラリー

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浪速の近代日本画、初の大規模展とのこと。

個人的に知っている画家はいなかったものの

すごく楽しめ大満足の展覧会だった。

大阪は独自の文化圏を形成し画家も金持ちに囲われ

衣食住の面倒もみられ外に絵を売る必要がなかった人も多く

あまり有名にならなかったりしていたそうでそれもすごい。

 

女性画家も多く、北野恒富、島成園など色遣いや小物も綺麗。

文人画はあまり興味ないが大きな絵も多く珍しく感じる。

菅楯彦の「毘盧遮那のお手」は構図が面白く、「聖霊会、鳥向楽」は

三枚並びのユーモラスな絵で雅楽の奏者や踊り手が

描かれている。

「第六章 新しい表現の探究と女性画家の活躍」に

あった屏風絵はどれも素晴らしい。

Twitterで評判が良かったのでいったが本日最終日で

行けて良かった。