「風神雷神」原田マハ

原田マハの美術ものは大好きで

読んでいて「これはどこまで真実なのか!?」と

思いながら読むのだが、今回は壮大過ぎて…

天正少年使節俵屋宗達、カラヴァッジョが同時代にいたという

ことからのファンタジーで、ストーリーテラー使節団の

男の子だ。出発時はキリスト教が日本でも盛り上がってきた時で

帰った時には時代が変わり彼らは運命に翻弄される。

 

著者が参考にしたという若桑みどりさんの「クワトロラガッツィ」が

読みたくなった。

そういえば昔若桑さんのエッセイ読んだなー。

映画「ザ・ファブル」

殺し屋に育てられた孤児の天才殺し屋が

それ以外知らずにいたがある日殺しをせずに

一般人として生活をするように命じられる。

穏やかな一般人の生活を拙くも送るうちに

出会ったカタギの女の子に危機が迫る。

 

ちょいちょい笑えるシーンが入るのだが

あの下手絵は岡田准一の直筆だよね?

そして柳楽優弥は危ないチンピラやらせたら

底知れない怖さだ。

「私、失敗ばかりなので へこたれない仕事術」内山聖子

テレビ朝日のテレビプロデューサーのエッセイ。

大ヒットドラマをたくさん生み出した彼女が新人の頃から

どうやってきたか、今はどういう点を気をつけているかなどの

仕事術を書いている。

 

彼女は私と同じくらいの年だが、新人時代は職人肌の

怖いオヤジに囲まれて相手にされず苦労したようだが

彼らだけの飲みに参加したり、ぐいぐいコミュニケーションを

取っていきだんだんうまく回っていくのだが

ガッツがすごいと感心。

 

彼女が仕事で揉めても相手の人格攻撃はせず

相手を追い詰めないで逃げ道を残すといのは

喧嘩慣れしてると感じる。

 

「絵を見る技術 名画の構造を読み解く」 秋田麻早子

 

絵を見る技術 名画の構造を読み解く

絵を見る技術 名画の構造を読み解く

 

 絵の見方を技術的に教えてくれる本。

具体的なテクニックが色々あるのだが

自分的にはフォーカルポイントをまず探すということは

今後もまずは気をつけようと思った。

フォーカルポイントとは絵の主役、色が目立つ、

他と比べて大きい、中心にあるなどなど。

特に明暗の差が激しいところで

線が集まっているところ。

 

もう一つ興味を持ったのが色について。

赤、青、黄が三原色で似ていない色同士。

お互い引き立て合う色は正反対の色で補色といい

青:橙、赤:緑,黄:紫の組み合わせだ。

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これは勉強になった。

 

他にもビジュアルリテラシーが上がるテクがたくさん

あるのだが今回はなんとなく流れを知った程度で

よしとしよう。

 

 

 

「アンジュと頭獅王」 吉田修一

 

アンジュと頭獅王

アンジュと頭獅王

 

 

安寿と逗子王の話を下書きに現代まで転生していく

2人のファンタジー

すごくうまくまとめあげている。

この切ない話を勧善懲悪に則りめでたしめでたしで

締める。

最後は涙で字が滲んでしまった。

映画「ダメージ」

以前見たのだが今回WOWOWで放送があり興味を持った。

ジェレミー・アイアンズが政府高官のエリートで

息子の恋人であるジュリエット・ビノシュに恋をして

人生が狂っていく話。

 

とにかくジェレミーのファッションがかっこいい。

ドレッシーで美しくしかも手足も首も長い彼に

いちいち似合う。

おうちでワインを開けるのもナイフを使ってかっこいい。

奥さんはいつもソファに横になって新聞を読んでいる印象。

 

ジェレミーの息子役がルパート・グレイブスだった。

まだ若い彼。

 

ジュリエット・ビノシュはたいして美人でもないのに

ファムファタール感が半端ない。

すごく辛い過去の恋愛をもっているのも似合う。

スタイルもモデル体系でないのに大人ぽいコートの

着こなしやらおしゃれだ。

彼女は白い肌にいつも上気しているような頬の赤み

つぶらな瞳が真っ直ぐに見据える様子と

母親のような抱擁感もこんなにモテる理由なのかも。

 

最後の顛末もすっかり忘れていた。

前回見た時よりも楽しめたと思う。

 

ルイ・マルの映画だったが、

最後の最後 あんなに熱があったのに冷静に彼女を

見かけたことを回想するジェレミー

むしろしたたかなジュリエットを感じフランス映画らしい。

 

ニンゲン御破算

wowowで見る。

お囃子の姉さん達がかっこいい。

 

荒川良々は声があまり通らないから大森南朋かと思ってしまった。

最後に歌舞伎の衣装の良々がまあ似合ってる。

あの体型と顔つきは歌舞伎だとしっくりなんだな。