「鴻上尚史のほがらか人生相談」 鴻上尚史
ブレイディみかこさんの推薦で興味を持ったのだが
とても面白かったし、為になる。
相談に対する答えがすごく実用的だし
考え方がまともな大人で読んでいて安心する。
ちゃんと解決できる内容になっていると感じるのが
すごいし正しいかどうかよりも本人のためにどうかと
考えてくれているのを感じる。
また読んでみたい。
「トールキン 旅のはじまり」
映画「ア・ゴースト・ストーリー」
WOWOW で映画紹介番組で紹介されていて興味を持った。
あるカップルの男性が家の近くである日突然事故にあい急死するが
彼女との思い出の家に幽霊として戻る。
それは音楽の使い方や静けさのせいなのか?
幽霊は人間には見えないから、取り残された彼女を
ただ見つめるだけ。
幽霊は家に付くらしく彼女が出て行っても彼は
ずっとそこにいる。いつしか取り壊されビルが建っても
そこでさまよう。未来や過去に行ったり。
幽霊は表情もなく布に穴が開いているだけの単純なフォルムなので
かえって胸に響く。
隣の家の窓にいた花柄の幽霊は人をずっと待っているという。
あまりにも長く待っているから「誰を待っているか忘れてしまった」と
いう会話はなんだかすごく印象的だった。
ラブストーリーというよりファンタジー。
ところどころもうすこし短く編集してもいいのではと感じるところも
あったが見終わってからじわじわといい映画だったと思い出され
何度も振り返ってしまう映画だった。
映画「新聞記者」
WOWOWで見たのだが、よくこれで日本アカデミー取ったな。
なかなかチャレンジングだ。
映画の解説で、アメリカではよく暴露ものがあるけど日本では
あまりない上に過去の政権ではなく現在進行形という。
解説でも言っていたがどこまでが真実なのか本気でわからない。
でも内閣府でネットの監視とか操作はしているんだろうと思うけど
エリートの皆さんがせっせとやっているのだろうか?
主人公の記者の女性が韓国の女優さんだったのは気になったが
やはり日本の女優さんが受けてくれなかったらしいといのも
怖い。
でも受けて松坂桃李はすごいな。
新聞に記事を載せるシーンではものすごくドキドキハラハラ。
新聞の輪転機?が回るシーンってなんだか上がる。