「自然と人のダイアローグ フリードリヒ、モネ、ゴッホからリヒターまで」 国立西洋美術館

f:id:dji:20220623123543j:image

f:id:dji:20220623123552j:image

西洋美術館リニューアルオープン記念となっている。

西洋美術館の所蔵とフォルクヴァング美術館の所蔵を展示している。

 

フリードリヒの「夕日の前に立つ女性」はノスタルジックを感じる絵で楽しみにしていたが

思ったより大分小さなもので少し残念。もちろん雰囲気は良かったが。

モネは「ルーヴシエンヌの雪景色」と「ルーアン大聖堂のファサード(朝露)」が

良かった。

 

クレーの「月の出 サンジェルマン界隈」は以前どこかでポストカードを買った。

シンプルな色と形だけで表現されているが色が淡くて綺麗。

 

ホドラーの「モンタナ湖から眺めたヴァイスホルン」は色鮮やかで画面はほぼ青と白。

これも拙いくらいのシンプルな筆致ででも明るさと力強さを感じ目を奪われる。

 

シニャックの「サン=トロペの港」も青と赤で港を描き南仏の華やかさを満喫できる。

点描画はあまり興味ないのだがこれは綺麗なのでしばらく見てしまった。

 

ゴーギャンの「扇を持つ娘」は背景も少女の肌の色と同化しそうなブラウンで

色も彼女の着衣の白とあとは肌、髪、椅子、壁と茶のグラデーションに

気だるい表情でとてもいい。「海辺に立つブルターニュの少女たち」も

西洋人の女の子を描くゴーギャンが私的には目新しく感じ綺麗で良かった。

 

展覧会のチラシに出ているゴッホの「刈り入れ」と明るく色合いが美しく躍動感があり

見ていてとても面白かった。

 

今回も色々見ていてキャンバスに塗り残しがあったり色が薄かったり重なりが

ない絵はあまり好みではないと気づいた。べったり絵の具を重ねて描いた絵が

好きなのね。写実的な絵も大好きだがやはり絵本の絵のような線が単純な

絵を益々好きになっていくのだった。

映画「エリザベス」

先日エリザベス女王のプラチナジュビリーがあり

テレビで特集を見て映画にも興味を持った。

 

ケートブランシェットがエリザベス女王

とにかく装束が美しい。女王の衣裳だけでなく

侍女達も見ていて楽しい。髪飾りもリボンや真珠、宝石などを

髪に編み込みとても綺麗。

ダンスのシーンもオシャレで素敵。

時代的になかなか残酷なシーンもあるのでなかなか怖いし

外人の顔を覚えるのがだんだん苦手な年齢になった私は

見ていて、この人誰だっけ?になりがち。

歴史もよくわかってないからアンブーリンも復習しなきゃ。

アンジュ公のヴァンサンペレーズがいかにも曲者色男でよかった。

ところで女王の身近な人は彼女のことをマダムと呼んでいたが今もそうなんだろうか?

そしてカラヴァッジョの絵画に出てきそうな男の子も出てきてヨーロッパってこんな人いるのねと思う。

 

 

ドキュメンタリーで女王付きのバグパイパーが出ていた。

年に300日朝バグパイプを弾いて女王を起こすという。

スコットランドに女王がいる時には

午後も演奏すると言っていたような。

こんな職業がいまだにある英国ってすごいな。

 

映画 ファーストラヴ

サスペンスタッチでずっと引っ張られ関心が途切れない。

女の子がかわいそうで見ていて辛くなってくるが

窪塚洋介が優しいダーリンでちょい癒やしてくてる。

エキセントリックな役ばかりでなくこんな普通の男性を

もっと演じてほしいな。コメディでもいいけど。

THE GREATS Masterpieces from the National Galleries of Scotland 東京都美術館

f:id:dji:20220609123726j:image

1030からの予約をして行ったのだが十一時ギリギリに行ったためもう十一時予約の人も入場開始しておりちょっとだけ混んだ。

カラヴァッジョがあるかと思って期待したがなくて残念。

 

スコットランド美術館は大きなスポンサーがいたらしいが彼の寄付の条件として

自分の愛犬を描いた無名画家の絵を飾ることと自分がなくなっても愛犬の

面倒を見ることだったらしい。やはり老人には残る家族である愛犬のことは

気がかりなんだな。私も大金持ちになって美術館のパトロンになってみたいわ。

 

エル・グレコの「祝福するキリスト」はイエスの目がまっすぐにこちらを見ており

光が当たっているようにそこだけ明るく急に視界に入るとはっとした。

 

ダヴィンチの師匠だったアンドレア・デル・ヴェロッキオの「幼児キリスト

を礼拝する聖母」は批評家ラスキンが所蔵していたため「ラスキンの聖母」と

呼ばれているらしいがこれもすごく惹かれてしまった。

マリアの装束の色も美しくその立ち姿や表情も穏やかで上品だ。

 

ミレイの「古来比類なき甘美な瞳」もとても透明感がありうつくしい。

ラファエル前派はやはり好きだ。

 

ベラスケスの「卵を調理する老婆」も圧倒的な写実に圧倒。

 

でも一番目を引くのはやはりジョシュア・レノルズの「ウォルドグレイブ家の貴婦人たち」

チラシにも表紙に出ている。美しい貴婦人3名が一緒に座り絵を描いたり糸を巻いたり

している図。白い華麗なドレスに白い陶器のような肌、気だるい表情。

しばらく見惚れてしまった。

 

 

 

團菊祭五月大歌舞伎  歌舞伎座

f:id:dji:20220524192442j:image

久しぶりの歌舞伎座

1430からの第二部を見る。

演目は「暫」とつ「土蜘蛛」

「暫」は歌舞伎座久々の海老蔵が鎌倉権五郎。有名な演目だが私は見たことあったかな??

海老蔵は力強く派手やかで明るい迫力のある演目で面白かった。

それにしても歌舞伎は踊りも動きも下半身中腰だったり体幹を鍛えていないと大変そう。

年をとっている人は相当鍛えているのだろう。

 

「土蜘蛛」は菊之助が叡山の僧、土蜘蛛の精を演じるのだが

彼に目を吸い寄せられてしまうくらいの堂々の存在感。

妖しい僧侶も美しくも恐ろしいし、土蜘蛛の精も動物のような妖怪のような

声は濁声だが動きは美しく糸を出すシーンもすぐ後ろに控えている人に

手渡すのがものすごく自然にできていて驚く。

土蜘蛛は退屈な印象だったが今日はすごく華やかで楽しめた。

 

アンドレ・ボーシャン+藤田龍児 牧歌礼讃/楽園憧憬      東京ステーションギャラリー

 

  f:id:dji:20220519121524j:image

電車か駅の広告でみて興味を持った。

久しぶりに東京ステーションギャラリーに行ったが、東京駅では修学旅行生が集合写真を撮っておりコロナが過ぎ去ってきているのを感じた。

 

予約をして行ったが平日の朝だったので空いている。

牧歌的でイラストのようなファンタジーのような絵だ。

ボーシャンの絵を見た人が「ローランサンが手を入れたアンリ・ルソーの絵」

みたいだと言ったらしいがルソーっぽい。

そして私はいつしかルソーの絵を面白いと感じるようになっていた。