映画「ザ・ロストシティ」

ザ・ロストシティ [Blu-ray] サンドラ・ブロック Amazon 映画が封切りの時の宣伝で面白そうだったのでWOWOWで見る。 まあまあ売れっ子ロマンス小説家のサンドラ・ブロックが古代都市の謎を 探るために金持ちのボンボンに誘拐され・・ 実際に見た印象はちょっ…

「人間関係の心理学」 オンライン&リアルのトラブルを回避  

ゼロからわかる オンライン&リアルのトラブルを回避 人間関係の心理学 作者:ポーポー・ポロダクション 日本文芸社 Amazon この本はすごく役に立つことが書いてある本なのだがイラストが多用されていて 軽いタッチなのでそんなふうには感じられない。 いつで…

「お雛様 岩崎小彌太邸へようこそ」 静嘉堂@丸の内

先週に引き続き今日はこちらのお雛様を見にくる。 静嘉堂美術館には初めてきた。 こちらのお雛様は色々なもとというより一つをしっかり見せる。 まだ新そうに感じた。 道具類には岩崎家の家紋が入っていてすごい。 牧俊貴の「能彫 梅若六郎能姿羽衣」という…

「ストレス脳」 アンデシュ・ハンセン

ストレス脳(新潮新書) 作者:アンデシュ・ハンセン 新潮社 Amazon すごく興味深い本だった。 最近昔に比べてメンタルの病気になる人が最近は増えていると感じる。 著者の国スエーデンでは8人に一人がうつの処方箋を受けているそうだ。 でも心配性の人の遺…

映画「パリに見出されたピアニスト」

パリに見出されたピアニスト(字幕版) ランベール・ウィルソン Amazon 郊外の荒れた地域に住むマチューはピアノの才能があったが どうすることもできない環境だった。ある日駅中のピアノを弾いていたところを コンセルバトワールのディレクターに見られて名刺…

「三井家のおひなさま」 三井記念美術館

お雛様は雅で以前から好きだったのだが中々来るチャンスがなかったが 今年はこれを見に来ることができた。 三井家代々のお雛様が飾られていて見ていて楽しい。 それぞれのお雛様には持ち主の「お印」が付いていると言うのが興味深い。 皇室みたいにそれぞれ…

「教養としてのラテン語の授業」 ハン・ドンイル

教養としての「ラテン語の授業」――古代ローマに学ぶリベラルアーツの源流 作者:ハン・ドンイル ダイヤモンド社 Amazon 近所の図書館のおすすめにあって興味を持った。 著者は韓国人でバチカン裁判所の弁護士。イタリア語やキリスト教、法学に加えて ラテン語…

「エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才」 東京都美術館

ART

シーレはあまり期待していなかったのだが思った以上に面白い展覧会で 大満足だった。 ポスターに使われている「ほおずきの実のある自画像」の絵を見ると ジェラール・フィリップを思い出す。 今回の展覧会はレオポルド美術館の所蔵作品が中心でクリムト、ゲ…

映画「ハウス・オブ・グッチ」

ハウス・オブ・グッチ(日本語字幕版) Lady Gaga Amazon グッチ家のスキャンダルを描いた映画。 レディガガ扮するパトリツィアのファッションがすごい。 彼女に限らずみんなおしゃれだが。 アル・パチーノ扮するグッチ家の長男はいかにものイタリア親父。 弟…

「北斎かける百人一首」すみだ北斎美術館

初めて行った北斎美術館。両国駅から十分位で行ける。場所が両国だけに コンビニにお相撲さんがいたりする。 美術館は外観がなかなかモダンで入り口がわかりづらかった。 一月誕生日の人は割引になるらしくラッキーだった私。 今回は百人一首をテーマにその…

映画「ディオールと私」

ディオールと私(字幕版) ラフ・シモンズ Amazon 「ミセスハリスパリに行く」の映画さながらにお針子たちが大活躍。 あの映画と続けてみるとすごく理解できる気がする。 ラフ・シモンズがディオールのデザイナーになり始めてのオートクチュールを 発表する…

「理系に学ぶ。」 川村元気

理系に学ぶ。 作者:川村 元気 ダイヤモンド社 Amazon 川村元気が理系の人材とインタビューした本。 命が長くなると癌になり、癌を治すとアルツハイマーになるのと一緒で 自然はバランスされていて何かをイジると何かが失われるようになっていると いう話を伊…

「遊びの美」 根津美術館

根津美術館はやはり晴れた日に訪れたいところだが午前中の曇り空から 午後に陽が差してきて気持ちのいい。そして青山のあたりも歩いていてきもちいい。 今回の企画展「遊びの美」のポスターにもなっている「桜花蹴鞠図屏風」も 貴族たちの衣装に目を惹かれる…

「言い換え図鑑」 大野萌子

よけいなひと言を好かれるセリフに変える言いかえ図鑑 作者:大野 萌子 サンマーク出版 Amazon ちょっとした言い換えが非常に有効とよくわかる。 「つまらないものですが」と言わず「気持ちばかりですが」とか。 「何でも言いたいこと言っていいよ」というよ…

「幸福の『資本』論 あなたの未来を決める3つのしほんと8つの人生パターン」 橘玲

幸福の「資本」論――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」 作者:橘 玲 ダイヤモンド社 Amazon 橘玲って名前が女性っぽいから女性なのかとしばらく思っていたのだが 本を読むと男性と感じる。でもこの本を読んでいたらジェンダー感覚が…

「ダ・ヴィンチは誰に微笑む」

ダ・ヴィンチは誰に微笑む(字幕版) ロバート・サイモン Amazon ダヴィンチの救世主の絵が発掘され史上最高額でクリスティーズで 落札されるが本人の作品ではなく工房の作品ではないかと 話題になり⋯ ドキュメンタリー映画なのだが本当にエンタメ作品で飽き…

「雪松図と吉祥づくし 幸せ運ぶ アートの宝船」 三井記念美術館

久しぶりに訪れたこの美術館。 東京駅から歩いたが駅の中はごった返している。 美術館裏にある日銀は古くて堂々とした西洋建築で散歩していても楽しい。 美術館入り口にはもう正月飾りがあった。 三井家の宝物が展示されている。 北三井家とか室町三井家、新…

「マイクスパイ・アンサンブル」 伊坂幸太郎

マイクロスパイ・アンサンブル (幻冬舎単行本) 作者:伊坂幸太郎 幻冬舎 Amazon 虫のように小さいスパイ、マイクロスパイの話。 ファンタジーで最近の伊坂幸太郎のお話は要約ができない。 そして彼の作品は女性がしっかりして逞しいというか 対等な感じで描か…

「京都・智積院の名宝 抒情と荘厳」 サントリー美術館

ミッドタウンの外にアイスリンクができていた。昔からあったかしら? 等伯の屏風絵は白の花が膨らみ厚みを持たせてあり絵の具を持っているようで 立体的になっている。他の草花の絵も細かく綺麗だった。 絵によってはかなり傷んだものもある。 以前は興味な…

「日本の風景を描く ー歌川広重から田渕俊夫までー」 山種美術館

日本の風景を描いたものを集めた。 見ていて私は雪の風景が好きと思う。 それは暗い空の雪でもすっかり晴れ上がった真っ青な空に白が光る絵でも。 山本丘人の「雪に立つ樹」などもよかった。東山魁夷の「白い嶺」も綺麗だったが 「白い壁」もシンプルでずっ…

映画「ミセスハリス、パリへ行く」 シャンテ

コロナが始まり映画に行ったのは2年振りくらいか? 今回は東宝の株主優待が切れる直前だったのでたまたまウィークデイでもあり 興味のあったミセスハリスに行って見ることに。 以前の優待はdiscount券だったが今回は無料券だった。嬉しい! 戦争未亡人のミセ…

「夜明けのM 林真理子」

夜明けのM (文春文庫) 作者:林 真理子 文藝春秋 Amazon アンアンの連載を集めたもの。 カトマンドゥに行った話が興味を引かれた。 小型機の遊覧飛行でエベレストを見れるらしくその体験が書かれていた。 これはのってみたい。 以前イグアスを遊覧飛行したが…

「フランス人は10着しか服を持たない2」ジェニファー・L・スコット

フランス人は10着しか服を持たない2 作者:ジェニファー・L・スコット 大和書房 Amazon 今回の内容はファッションより暮らし方にフォーカスしているような。 翻訳者が日本向きに内容をカスタマイズしているのではと感じる部分も。 美容関係で試してみたいの…

「闇と光 - 清親・安治・柳村」太田記念美術館

ここには久しぶりに来た。すごく小さな美術館と思ったが思ったより展示品はあった。 今回も版画絵だ。 小林清親の作品が大多数で、同じ版で色刷りを変えたものも並列していたりして 面白い。 でも圧倒的によかったのおは小倉柳村の作品。 彼は作品も少なく経…

「快適生活のお手入れ手帖」 美活生活クラブ編

快適生活のお手入れ手帖―衣服、小物、住まい 「お気に入り」を美しく、清潔に、長く使うコツ はまの出版 Amazon 洋服の選択や手入れ、掃除の仕方などの知恵が詰まった本で 色々役立ちそうな内容。 とりあえず洋服に関しては帰ってきたら「ブラシをかける」も…

「小山実稚恵ピアノリサイタル 最愛なるシューベルト」 オーチャードホール

久しぶりにオーチャードホールにて小山実稚恵さんのリサイタルに行く。 今回はオールシューベルトプログラムだった。 楽興の時 D780 作品94 即興曲D899 作品90 即興曲D935 作品142より ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調D960 今だコロナの影響でマスク着用、私…

「とあるひととき」 

とあるひととき: 作家の朝、夕暮れ、午後十一時 平凡社 Amazon たくさんの作家達が朝、夕暮れ、午後十一時をテーマにエッセイを記したものを 集めたアンソロジー集。 どれも短く中には味わいのあるものもあり、イラストも都会的でシンプルな絵で とてもおし…

「ヴァロットン 白と黒展」 三菱一号館美術館

大好きなヴァロットン展。サブタイトルには「掘り出されたのは、人間のドラマ」とある。 普通の絵画もあるのだがやはり圧倒的に版画が素敵だ。 館内も光のアートがおしゃれで暖炉の上に蝋燭の陰絵とそれにじゃらつく猫の影絵が あったり屋根に猫の足跡の影が…

映画「モーリタニアン」

モーリタニアン 黒塗りの記録 [Blu-ray] ジョディ・フォスター, タハール・ラヒム, シャイリーン・ウッドリー, ベネディクト・カンバ―バッチ Amazon 911の後に首謀者の一人としてグアンタナモに収容されたモーリタニア人男性と その男性の弁護をする弁護士の…

「ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展」 国立西洋美術館

いかにもピカソな絵ももちろんあるがこんな絵も描くのかというものもあり。 「ミノタウロマキア」というエッチングはすごく幻想的で童話のようでもあり 綺麗な絵だった。 「緑色のマニキュアをつけたドラ・マール」もキュービズムの絵なのだが すごく理知的…