「憧憬の地ブルターニュ モネ、ゴーガン、黒田清輝らがいた異郷」 国立西洋美術館

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楽しみにしていたブルターニュ展。ゴーガンの「海辺に立つブルターニュの少女たち」以前の

展覧会で確か見たと思うのだがその時に面白かったので今回も楽しみだった。

全体的に私好みで面白かったのだがいまいち体調不良でその点が斬円だった。

現代のイラストのような絵も多かった。

アンリ・リヴィエールの「時の仙郷」とか

エミール・ベルナールの絵が面白いものが多く興味を持った。

他の作家でも日本画の影響を受けた木版画などシンプルで綺麗なものがあり

楽しめた。

日本の画家がフランスに絵の勉強に行ってそこで影響を受け作った作品などの

展示もあったがなんとなくうまく描けていても「〜風」の域を出ていない気も。

藤田嗣治んも「十字架の見える風景」は単純な構図で道の先に十字架が見える。

色彩もあまり多用されず落ち着いたベージュや茶系でまとめられていた良かった。

 

写真を撮っていい絵もあるのだがみんなすごく撮っている。

美術館で写真を撮りまくっている人はその後それを見返すのか

どうするのか気になる。