2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「小山実稚恵の世界」ピアノで綴るロマンの旅 オーチャードホール

12年間・24回リサイタルシリーズの第2回 2006年あき〜献呈〜 メンデルスゾーン: 無言歌集より 作品19−1 ホ長調「甘い思い出」 作品38−6 変イ長調「デュエット」 作品30−6 嬰ヘ短調「ヴェニスの舟歌」 作品67−2 嬰ヘ短調「失われた幻想…

「クリムト」

監督ラウル・ルイス 主演ジョン・マルコヴィッチ 世紀末のウイーンに生きた天才芸術家のクリムトの日々を描く。 とりあえず話らしい話がなく、幻想と現実がないまぜになり 世紀末の退廃とクリムトの奔放な生活を、死の床に臥す彼の そばで回想するシーレ。 …

「ハート・オブ・ザ・シー」

7年ぶりに都会からふるさとの海の町に戻ってきた女の子。 そこはくじらFMというミニ放送局があり、住民の生活が 丸わかりになるほど小さな町だった。 そこで穏やかで大切なものに気づく。とりあえず目当ては黄川田将也君で見てみた。 晴れた海がとても美しく…

「鉄鼠の檻」 京極夏彦

箱根の古文庫の整理を頼まれた京極堂に誘われ 夫婦で箱根旅行に行くことになった関口。 近くの旅館には京極堂の妹で雑誌記者の敦子が カメラマンの鳥口とともに禅寺明慧寺の取材で来ていた。 ある日旅館の庭突如現れた僧の死体。 それを皮切りに連続禅僧殺人…

「Super Stars」 表参道ヒルズ

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写真家レスリー・キーとアジアのスーパースターとのコラボレーション アジアのスター(といっても主に日本のスター)が壁一面に 飾ってあるチャリティ目的の写真展。 ヨン様の写真もあったためか彼目当てと思われる おば様ファンが多数見受けられた。 全体的…

「大エルミタージュ美術館展」 東京都美術館

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ヴェネツィア派からモネ、ゴーギャン、ルノワール、 ピカソまで とても写実的で美しい絵が多く、立体的で触感を感じさせる ものも多かった。絵のモデルたちが子供も大人も美形が多い! 大物の絵という感じではないが楽しめる。 その中でオズヴァルト・アヘン…

「地に埋もれて」 あさのあつこ

恋人と心中を図ったものの生き残った恋人に土に埋められ仮死状態の優枝。 彼女を掘り起こし助けたのは白兎という不思議な少年だった。 そして彼女に生き残った男に「復讐しますか?」と唐突に聞いてきた。 彼女は白兎に導かれるように、もと恋人の様子を探り…

「ダリ回顧展」 上野の森美術館

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生誕100年記念 会期中は無休というので、美術館が休みの月曜は空いているかと 思ったが、やはり混んでいた。でも多少待たされたくらいで 入れたが、中も混んでいてゆっくりは見られない。 スペインのダリの美術館でのんびりと見てみたいと思った。 最近気…

「クローズド・ノート」 雫井脩介

クローズド・ノート作者: 雫井脩介出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/01/31メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 40回この商品を含むブログ (137件) を見る マンドリン部に通う女子大生「香恵」は、引っ越した部屋の片隅で 前の住人のものと思われる日…

「仏像のひみつ」 山本勉

仏像について平易な文とイラスト、写真でわかりやすく 伝えた本。 仏像はえらい順に「如来」「菩薩」「明王」「天」となる。 如来とは「さとりを開いた者」ということらしい。服装も 簡素で装飾品もつけていない。 密教というのはインドの別の宗教の考え方や…

「魍魎の匣」京極夏彦

14歳の仲良し二人組みの少女、加菜子と頼子は ふたりきりで旅行に出かける。 その途中加菜子が線路に落とされ、大怪我をする。 瀕死の状態で転院をした先はまるで箱のような外観の変わった病院だった。 ところが、入院中の加菜子が誘拐されてしまう。 一方…

「それからはスープのことばかり考えて暮らした」 吉田篤弘

引越し先の大家さんにオーリィさんと呼ばれることになった大里君。 街のはずれに素朴でおいしいサンドイッチ屋さんを見つけて 通うようになるうちに、店主とその息子メガネ君とも仲がよくなる。 無職だった彼はそのサンドイッチ屋で誘われ働くことに。 大い…