「北欧の神秘 ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画」 SOMPO美術館

f:id:dji:20240428151537j:image

天気も気候もよく気持ちいいことこの上ない。
半袖の陽気だ。


SOMPO美術館はいつ来ても混んでいる印象だが今日は日曜だが思ったほどではない。「北欧の神秘」展がやはり地味だからか。
展覧会はとても興味深い面白いものだった。
色が美しい作品がたくさんあったが売店のポストカードはずいぶん色が違っていて驚いた。

ピンク色が印象的なノッルマンの「雲の影」、山に横たわる雪が光って見えるオッスルンドの「カッルシユーン湖周辺の夏の夜」大胆な筆使いと色が綺麗なムンクの「フィヨルドの冬」ゴッホのような雲の形と青基調のノスタルジーを感じるヤンソンの「ティンメルマンスガータン通りの風景」が特によかった。

 

プロムステットの「初雪」「冬の日」もシンプルすぎる線が素敵。エウシェン王子の

「工場、ヴァルデマッシュウッデからサルトシュークヴァーン製粉工場の眺め」は

ノスタルジーを感じる。雪の質感がすごいパリストゥルムの「ストックホルム

水辺の冬景色」、スモーキーな冬景色のスパッレの「ヘルシンキの冬のモチーフ」、

そしてムンテの「山の門の前に立つオースムン」などの壁画のような北欧神話や民話を

描いたシリーズもとても楽しめた。

 

すごく楽しめた展覧会だった。