911の後に首謀者の一人としてグアンタナモに収容されたモーリタニア人男性と
その男性の弁護をする弁護士の活躍を描く実話に基づいた話。
グアンタナモで収容者への拷問がニュースになっていたことを思い出した。
その後の記録の黒塗りなど国家権力の闇を感じる。
アメリカでもこんなことがあるんだな・・
海が綺麗で風光明媚なところのようだがそのようなところにテロを収容する施設が
あるというのも意味があると映画の中でも言っていた。
アメリカではないということも施設を管理する側の軍人達に普通とは違うということを
叩き込み尋常ではない状態でいることに諦めのような自分を納得させるような
気持ちになるのだろう。
容疑が晴れたかに見えた主人公がさらにその後も長いこと収容所を出られなかったのも
すごい。そして収容所にいる間に英語が堪能になっていたのもすごい。