根津美術館はやはり晴れた日に訪れたいところだが午前中の曇り空から
午後に陽が差してきて気持ちのいい。そして青山のあたりも歩いていてきもちいい。
今回の企画展「遊びの美」のポスターにもなっている「桜花蹴鞠図屏風」も
貴族たちの衣装に目を惹かれる。全員違う柄でそれぞれがとてもオシャレだ。
他にもたくさんの屏風画や巻物の絵などが展示されていた。
市井の人々の様子を描いている細かい絵も誰一人として同じ着物を
着ている人はいなく小物もきちんと描かれていてすごい。
洋画はファーやベルベットの質感やシルクの光沢、レースの手触りなどで
洋服のリアルを描くが日本画は着物の柄の一つ一つを描く。
それぞれの良さがある。隅々まで楽しめる。
そして庭を散歩。本当に都会の真ん中とは思えない静寂に毎回驚く。
そしてところどころにこんな藁を束ねたものが置いてあったが、新春の飾りか何かだろうか。