「真夜中の弥次さん喜多さん」 宮藤官九朗監督 

見に行ってしまいました。
いろいろなところでの読んだ感想によると、「見る人を選ぶ」とか「好き嫌いがある」というのがあるものの、基本的には10代、20代の若い人々には受けがよく、30代以上の人は「付いて聞けない」という意見が多い気がした。クドカン物が好きな私もやはり付いていけないのかなぁと思いながらいたものの、そんなこともなかった。えへ。
長瀬智也はうまいな〜。最初からやたらとハイテンションなのだが、思ったほどうっとうしくもならず、面白いですんでしまう。所々普通にしゃべってる所も面白い。七之助もぼけつっこみが長瀬君と上手くかみあっている。
勘三郎さん、あれはありなのか!? 以前コンタックの面白いコマーシャルに出て、歌舞伎界の先輩たちに叱られたと言っていたのに、あれは叱られないのかすごく心配だ。しか〜も!よりによって襲名のこの時期なのにさぁ。
研ナオコもよかった。みんながみんな額に青筋立ててしゃべっているような役者の中、ひとり低〜いいつものテンションが素敵。いい味だしていた。
そして私の最大の注目はもちろんARATA。猫背だった。(いつもか?)驚いたのは大きな声を出していたことがあったことだ。ピンポンの時にスタッフに大きな声を出すように言われても「はい」と言っても出さなかったあなたなのに・・・ママびっくりよ!そして麻生久美子は予想以上に美しく妖艶だった。あんなにきのこまみれなのに、美しく可愛い。ARATA君が彼女を「○○ちゃん」(聞き取れなかった)と呼ぶシーンは、まるで子供やペットを呼ぶように甘甘で、彼のせりふとは思えなかったほど、驚いた。家で見てたら、確認のため、必ずreplayだ。
竹内力はクレジットを見るまで安岡力也と思っていた。
やっぱり阿部サダヲは面白い!!!大好きと確認。
以上