「リップスティック」 野島伸司脚本 広末涼子 三上博史主演

リップスティック(1) [VHS]

リップスティック(1) [VHS]


少年鑑別所が舞台で、三上博史はそこの教官、広末はそこに収容される少女。窪塚洋介が恋人に援助交際をさせた罪で収容される天才少年の役で出ている。
ここに出ている窪塚君は窪塚至上最も美しい(当社比)と私に認定されました。そして色が白い!それはまあ知っていたけど、でも本当に白さが眩しかった(笑)
レンタルの関係で先に2巻から見始め、最後に1巻を見たので、途中ネタばれがあったので残念だったが、もしもはじめから順番に見ていたなら、同室の高山がアキレス腱を切って退院してから窪塚君に復讐をしなかったところはきっとすごく驚いてしまっただろう。
アンナの2度目の自殺騒ぎの時に、もしや一緒に窪塚扮する牧村が自殺をしているのでは、と教官の田中美奈子が彼の部屋へ急ぐシーンは、なかなか行き着かず見ていてドキドキしてしまった。最後の広末と三上の関係、三上の兄の元婚約者の麻生裕未との関係なども後半意外な方に変わっていく。
一度目のアンナの自殺騒ぎに時に自室で寝返りを打ち眠りに落ちようとしている窪塚君は子供のように頭の横に手をそろえて出していて可愛い。後半自分のトラウマを話し始める時の彼もつばを飲み込み緊張している様子がよく出ていてうまいなと思った。
それにしても牧村はどうやって高山を手なずけたのかが不思議だ。そして高山はまるで子分のように言いなりになってしまっていたし・・・シャワーシーンで窪塚君に迫る空気の読めない男の子を退治しに高山君は来てくれたのだが、あんなうるさいところでどうしてすぐに声が聞こえるのかしら?