「王の画家にして画家の王」というタイトルのついた本展。
ルーベンスは語学も堪能で工房経営や外交交渉にも
才能を発揮したというのが意外だった。
下絵のようなものを描き、弟子や工房のチームが作品を
描いていたので量産できたそうだが、当時は当たり前だったのだろうか?
裸体が描かれているものも多かったが、当時はギリシャ彫刻を
お手本として描いていたため体毛が描かれずつるつると
この前の日曜美術館で言っていたがまさにその通りだった。
宗教画が多いのだが、そのテーマでも妙に色っぽいものもあり
どきっとさせられる。