なんと今時時間予約制だったがそこまで混んでいなかったので入れてもらえたがやはりここはなぜかいつも混んでいるんだなぁ。
最初の頃の作品は写実的でいわゆるゴッホという感じがしないものも。
「髑髏」などは雰囲気があった。
花の絵も多々あったのだが花の絵というのは色彩の勉強のためらしい。
ルノアールの「アネモネ」などもいつもの華やかさがないくらいだがシンプルでよかった。ゴッホの花の絵もたくさんあったが「バラと芍薬」が私の好みだ。
モネの「グラジオラス」が凄くいい。細長いキャンバスになが〜いグラジオラスが一本花瓶に挿してあるだけのものが対になってかけてあった。
マネの「白いシャクヤクとその他の花のある静物」も暗い色の花瓶と暗い背景に白い花が生けてあるのだが粗い筆がかえって明るさや華やかさ、清楚さを感じさせて目が離せない。
「皿とタマネギのある静物」(ゴッホ)も明るいパステル調の絵で私好みだった。
なかなか良かった展覧会だった。