「松方コレクション」「モダンウーマン」国立西洋美術館

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松方コレクション展を国立西洋美術館

見る。もともと彼のコレクションを常設してるのになぜ?と初めは興味なかったのだが

原田マハの「美しき愚か者たちのタブロー」を

読んだらやはりおさらいをしたくなった。

やはりほとんどここのコレクションで、

でもとても混んでいるので、次々と

飛ばして見てしまった。

想定内の内容だった。

 

きまぐれで常設展のモダン・ウーマン展が

思いのほか面白く大満足だ。

フィンランドの女性芸術家たちの絵、リトグラフ、彫刻などが展示されている。

特にマリア・ヴィークは美しく人間味溢れる人物画や静物、風景画が温かみがありいいし、

ヘレン・シャルフベックは写実的な絵もいいのだが、「占い師 黄色いドレスの女性」は

チラシの表紙絵になっていて、線が少ない単純そうな絵なのに妙におしゃれ。他の人物画や静物画も線が少ないがスタイリッシュで

可愛かったりおしゃれだったり、綺麗だったり。フィエゾーレの風景画やシャンパンと果物を描いた絵も気に入った。

イタリアの風景を描いたものも他作家のものでも見られよかった。

思いがけない収穫だった。