「クーリエ 最高機密の運び屋」 

 

フルシチョフ時代のソ連、イギリス、アメリカの話。

これは実話に基づいているようで見ていてもずっとハラハラしてしまった。

とにかくソ連って怖い。

ストーリーの不穏さをよそにCIAの女性、MI6の男性ともに

とてもファッショナブルでおしゃれで見惚れる。

この時代自体がみんな出かける時に帽子被ったりおしゃれしている。

主人公の奥さんも自宅にいる時でもおしゃれなカーデガンやネックレスしているし

近所の奥さんもスカーフ巻いていたり見ているだけでも楽しかった。

 

主人公はイギリス人だが一般人、CIAの女性は外交特権で何かあった場合も

守られる。いざとなったら国のために末端は見捨てられるのだなとしみじみ。

 

フルシチョフ本人があんな危険な暴れん坊将軍とは思わなかった。

そもそもなぜそんな人が上り詰めたのかも不思議だが。

本当に世界戦争一歩手前だったと思う。

現在もロシアとウクライナの戦争が長引いていてロシアには

独裁者となったプーチンが君臨している。

誰か仲裁に入れる人はいないのだろうか?