「ライフシフト2 100年時代の行動戦略」 アンドリュー・スコット、リンダ・グラットン

 

長寿時代に積極的に行動を起こして学びいかに良く生きるかを説いているのだが

怠け者の私にはグサグサ刺さりつらい。

ボやーっとしていてもどうしようもないので何とか自分も考えなくては!

 

人生の幸福感と満足感に大きな好影響を及ぼすのが深くて豊かで長時間にわたる

友情とのこと。これもハードルが高いな・・

 

最近結婚する人が減っているらしいがオンライン・マッチングでは「同類婚」を

促進するらしく、自分と同じような人間を相手に選ぶらしい。1960年のアメリカでは

大卒男性が大卒女性と結婚する割合はおよそ四分の一だったが2016ねんにはその割合が

半分になっているという。女性の大学進学率の影響もあるのだろうが高学歴・高所得の世帯と

低学歴・低所得の世帯に二極化しているというのも興味深い。

 

年齢によって体調のリズムが変わるというのも興味深かった。

若いうちは夕方以降に体調のピークが来るのに対し、高齢者は午前中にピークが

来る場合が多いらしい。このデータも職場で有益に感じる。

 

いづれにしても日本では低所得で低生産性が進んでいると危惧する。

そして本来なら倒産すべき企業が低金利でなんとか生きながらえているが

赤字を垂れ流しゾンビ企業となっている。本来なら倒産すべきは倒産して

解雇すべきは解雇して活性化しないといつまでも日本はこのままで

社会が停滞したままになりそうで心配だ。