ジョージ・クルーニーがもみ消し屋をやっている話なのだが、
フィクサーというと日本では裏で物事を動かす政治的な大物って感じだが
ここではそうではなく個々の面倒事をもみ消したり裏取引に奔走したりしている。
元来仲介者だし英語ではそういう意味らしいが。
この作品でもクルーニーは面倒事を引き受けているやさぐれた弁護士だったが、
事務所が受けている大きな会社の公害訴訟の事件で友人弁護士が亡くなり
自分もその事件に巻き込まれていく。
弁護士と言えば金持ちでセレブな世界と思うが、ただよう場末感がすごい。
実際にいとこの借金の肩代わりでお金にも困っているわけだが。
最後はアメリカ映画らしく終わるのでその点は見ていて安心