思いがえず対談集ばかり続いてしまった。
こちらは磯田道史が阿川佐和子、杏、堺屋太一、浅田次郎、養老孟司、半藤一利など
さまざまなジャンルの人と歴史について語る
信長がどれだけすごいことをしたかというのが語られていたが
当時は考えられないような規制の緩和などを大胆に行ったことについ
説明もあり私でも納得できた。
自然科学的な目で日本人を見るところも興味深い。
やはり大陸の生き物の方が強い、それは競争が激しい中生き残流くらい強いから。
10倍の面積で生き物の種類数が倍になるといった発想が自然科学にはあるそうだ。
ダイバーシティが強いといのはこういった考えもあるのね。
信長の時代に盛んに交易を始めた日本が鎖国に進んでいくのは
キリスト教が広まると武士の考え方と相反する、徳川家が日本を
治めるのに都合が悪いからということだったようだ。
外国と交易が始まった当時から国を開いていたら今はどうなっていただろうかとも
思う。