映画「恋はデジャ・ブ」

 

恋はデジャ・ブ (字幕版)
 

斎藤工板谷由夏がやっているWOWOWの映画紹介番組で紹介していて

興味を持った。彼らが面白いと言っていたのでWOWOWで放送を見る。

 

ビル・マーレイが朝起きると毎日同じ日に戻っているという運命に

はまってしまう男性役なのだが、彼が「ヴィンセントが教えてくれたこと」

の爺さんだったと知って驚く。そ~か~!

ビル・マーレイってゴーストバスターズも出ていたし、この年頃の

彼の映画は何本が見ておなじみだったではないか、私に。

 

主人公はお天気キャスターでかなりの皮肉屋でアイムグレート野郎フィルだ。

ヒロインのアンディ・マクダウェル(彼女の懐かしい、「グリーンカード」とか

あったよな)は明るくて聡明な美人。

延々と続く同じ日々に絶望して自殺を試みるも朝にはまた同じ一日。

すべてに悪態をつく性格だった彼がホームレスに寄付したり、保険外交員の

昔の友人にも真面目に対応したり、同僚に朝ごはんを差し入れ、

人助けに奔走したり、彼女のためにピアノを練習。

この映画はラブストーリーでもあり成長の物語でもある。

 

この映画を見ていると自分だったらどうだろうと考える。

フィルが宿泊しているペンションのおばさん(オーナーなのか単に

ウエイトレスか)毎朝ご機嫌伺いを満面の笑顔でしてくれるのだが

その姿が凄く印象的だった。いじわるじゃない人を見ると

最近はいちいち感動してしまう。

 

 

「美を尽くして天命を待つ」 林真理子

 

美を尽くして天命を待つ

美を尽くして天命を待つ

 

 ほぼダイエットの話しかないと言っていい。

でもやはり面白いんだよな。

みんなのあこがれも手にしつつ、自虐で親近感。

彼女のエッセイはやはり面白くていい。

「ハーバードの人生が変わる東洋哲学」 マイケル・ビュエット

 

ハーバードの人生が変わる東洋哲学──悩めるエリートを熱狂させた超人気講義 (ハヤカワ・ノンフィクション)

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 headspaceというマインドフルネスアプリが会社でお試しできたので

使っている。すごくはやっているようで興味があるのだがどういいのか

わからずにいて、実際に一日10分でいいというのでその後も

ひと月分購入して続けている。

現在のところ英語でもあるせいかいまいち効いているのか不明だ。

でも少しづつ原理みたいなものはわかりつつある気がする。

昨日聞いていてbe mindfulと言っていてハタと気づいた。

マインドフルネスと瞑想は言葉として何の関連があるのかと思っていたが

be mindfulになることが肝心だからなのかと。

 

この本でも東洋哲学に関して簡単に解説しているのだが

なんだか頭に入ってこないんだよな~。

それは内容が難しいのか翻訳がわかりづらいのかは不明だが。

付箋をつける準備をしていたのだが使うことはなかったくらいだ。

何年かしてまた読んだら変わるのだろうか?

 

映画「ピンクとグレー」

 

 WOWOWで視聴。

 

幼馴染の二人の男の子が芸能界に入り、片方が売れるにつれ

距離ができていく。

 

若くてかわいい男の子がわちゃわちゃしているのは可愛いわ。

劇中歌や劇中で使われている宣伝写真がかっこいい。

菅田将暉が売れない男の子を演じているのだが、彼みたいにかっこいいのに

売れないはずないよな~と思いながら見ていたら・・

なるほど

 

映画「ファンタスティックビーストと魔法使いの旅」 toho cinemas 渋谷

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ハリーポッターは興味があったものの、最初の作品を見逃してから

すっかり出遅れたのでみていないのだが、今回は番外編のようだし

なっといってもエディが可愛いので見ることにした。

 

やはりハリポタシリーズを見ている方が本当はいろいろと楽しめたと

思うのだが、わからなくてもこれはこれで楽しめる。

でもいろいろなビーストのシーンは少し退屈してしまった。

賛否が分かれるのはちょっとわかる気がした。

エディは可愛い。

映画「黄金のアデーレ 名画の帰還」

 

黄金のアデーレ 名画の帰還 [DVD]

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 WOWOWでやっていたのだが、すごく面白かった。

 

実話を元にしているというのもあるのだが、もともとクリムトの「黄金の女」の絵の

モデルが叔母だったというセレブのおばさまが主役なので、でてくるウィーンの

社交界も有名人ばかり。ニューヨークに移り住んだのちもエステー・ローダーの

一族が絵を買わせてほしいと言ってきたり・・

 

昔の社交界の様子やファッションも素敵で、クリムト肖像画の叔母も

本当に絵の女性にそっくりの美人だし、父親の趣味のチェロはストラディバリウス。

ユダヤ迫害で逃れてきた主人公の女性がアメリカで小さなお店を営むが

そこも品のあるおしゃれなお店だった。

 

それにしてもユダヤ人が迫害された時代は見ていてもつらい。

普通の人々が寄ってたかってユダヤ人を苛め抜き、追い詰める様が尋常ではない。

ナチが熱狂的に街で歓迎されている様子を見ると現代のアメリカでトランプが歓迎

されている様子とかぶってします。

ドイツ人の生活が悪くなっていき一方でよそ者のユダヤ人は金持ちが多かったり

豊かな暮らしをしていて、自分たちの生活苦は彼らのせいと思うようになったのでは

ないだろうか?

 

最後に裁判で勝利して美術館から彼女にもとに絵が戻ることになるのだが、

本当はそのまま美術館に残してくれるのでは思ったがそうならなかったのは

現実だがちょっと残念な気もする。

「王朝小遊記」 諸田玲子

 

王朝小遊記 (文春e-book)

王朝小遊記 (文春e-book)

 

 中世のあやかし絵巻といった感じの本。

なかなかぐろい場面もあったが最後はめでたしとなりよかった。

それにしても女性は生きるのが大変だった時代でつらい。