映画「恋はデジャ・ブ」

 

恋はデジャ・ブ (字幕版)
 

斎藤工板谷由夏がやっているWOWOWの映画紹介番組で紹介していて

興味を持った。彼らが面白いと言っていたのでWOWOWで放送を見る。

 

ビル・マーレイが朝起きると毎日同じ日に戻っているという運命に

はまってしまう男性役なのだが、彼が「ヴィンセントが教えてくれたこと」

の爺さんだったと知って驚く。そ~か~!

ビル・マーレイってゴーストバスターズも出ていたし、この年頃の

彼の映画は何本が見ておなじみだったではないか、私に。

 

主人公はお天気キャスターでかなりの皮肉屋でアイムグレート野郎フィルだ。

ヒロインのアンディ・マクダウェル(彼女の懐かしい、「グリーンカード」とか

あったよな)は明るくて聡明な美人。

延々と続く同じ日々に絶望して自殺を試みるも朝にはまた同じ一日。

すべてに悪態をつく性格だった彼がホームレスに寄付したり、保険外交員の

昔の友人にも真面目に対応したり、同僚に朝ごはんを差し入れ、

人助けに奔走したり、彼女のためにピアノを練習。

この映画はラブストーリーでもあり成長の物語でもある。

 

この映画を見ていると自分だったらどうだろうと考える。

フィルが宿泊しているペンションのおばさん(オーナーなのか単に

ウエイトレスか)毎朝ご機嫌伺いを満面の笑顔でしてくれるのだが

その姿が凄く印象的だった。いじわるじゃない人を見ると

最近はいちいち感動してしまう。