- 作者: 伊坂幸太郎
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2012/12/05
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 15回
- この商品を含むブログ (34件) を見る
夫の浮気が原因で離婚する夫婦、それを機に寄宿舎に入る娘で
最後の家族会議中に夫のPHSに見ず知らずの男性から
「適番でメールしました。友達になろうよ」と入ってきたことから
家族3人と見知らぬ男性でドライブに行くことになった。
その男性の下請けで仲間と当たり屋をやっていたのだが、足を洗おうと思っていた。
伊坂幸太郎の話ってあらすじをまとめようとするととても難しい。
当たり屋仲間の溝口はあまり深いことを考えていない様子で、
罪悪感もなく、適当に仕事をこなしている。でも時々人生の真理を口にしたり。
当たりやから足を洗った岡田はもともと善良な性格のようだが、
こんな仕事をしている。
なんだかんだで二人とも思いやりがあり、最後にちょっとしたどんでん返しがあり
読後もよかった。
この悪の親分「毒島さん」って他のお話しにも出ていたかしら?
見覚えがある。