映画「RBG 最強の85才」

 

RBG 最強の85才(字幕版)

RBG 最強の85才(字幕版)

  • 発売日: 2019/12/03
  • メディア: Prime Video
 

 

劇場公開時に見逃したのでwowowで見る。

 

とにかくおしゃれでかっこいい。

若い時も知的で子育ても忙しかったろうに

おしゃれで、髪飾りと洋服の色を合わせたり。

歳を取っても大振りのイヤリングやネックレスにシックなドレスがかっこいい。

最高裁判事になってからも法服に付け襟、

ネックレスなどつけてはおしゃれを楽しんでる。

 

夫のマーティンが出来すぎた男の人。

若い時には自分のことより家族を優先して

旦那の移動について行った彼女が、

どんどん出世すると彼がキャリアを捨てても

ワシントンについてきてくれた。

彼女が弁護士の仕事をそもそも目指したいと

言った時に彼は賛成してくれたのだが、

そもそも彼は圧倒的に優秀だったので

彼女をライバル視したりすることもなかったの

だろうと言っていたのがなんだか刺さった。

人間は圧倒的に優位の時は人に優しく

できるものなんだなと。

 

 

 

映画 「パラサイト」

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お昼はスピンデルでランチをしてその後は

日比谷のToho cinemasでパラサイトをみる。

時期的に映画を見るのも心配だったが、大きな劇場ですごく空いていた。

 

映画は貧乏家族が金持ち家族に寄生していくまさに

タイトル通りの話。

 

表面は取り繕っても彼らは同じ「臭い」がすると

子供に気付かれてしまう。

そんなに不衛生にはしていないようなのに

染みている臭いがあるのだろうか。

 

嘘を重ねいつバレるのかとハラハラドキドキ。

首になった元家政婦が戻ってからがまた怖い。

最後はちょっとカタルシスを感じる終わり方。

これはこれで面白いが。

 

韓国映画だけあり年長者には敬語を使い

息子も父親に敬語。

金持ち娘も家庭教師のことを兄さんと呼び

辞めた家政婦も代わりに入った家政婦を

姉さんと呼んでいてちょっと新鮮。

 

以前「実践ビジネス英会話」で昔の貧乏と違い

今は貧乏でもパソコンやスマホを持っていると

言っていたがこれでもみんなスマホを持っていた。

 

金持ち奥さんのファッションが良かった。

麒麟児 冲方丁

 

麒麟児

麒麟児

  • 作者:冲方 丁
  • 発売日: 2018/12/21
  • メディア: 単行本
 

 勝と西郷の話で、幕末の激動の時代に

敵対する立場ながら日本の近代化のためを

思う同士的な絆を感じる二人。

勝が慶喜にどれだけ酷い目にあっているのか

よくわかる。そして交渉力のすごさ。

西郷も凄い人なのだが彼のような人が

明治政府で生き残れなかったのは

日本が未熟だったからか?

容保の出番がなくて残念。

「ココロに響く映画の名セリフ」山下俊樹

 

BeautifulMessage ココロに響く映画の名セリフ

BeautifulMessage ココロに響く映画の名セリフ

  • 作者:山下俊樹
  • 発売日: 2019/01/18
  • メディア: 単行本
 

 映画の名セリフを紹介するエッセイ。

ネガティヴなことも自分の考え方や見方が

かわれば人生は好転するような内容で

勇気づけられるものが多い。

 

「6才のボクが大人になるまで」にバンド仲間役でちょい悪オヤジ風のチャーリー ・セクストンが

出ているらしく驚き。昔アイドルだったよね?

ちょっと見てみたい。

「逃亡小説集」吉田修一

 

逃亡小説集

逃亡小説集

  • 作者:吉田 修一
  • 発売日: 2019/10/04
  • メディア: 単行本
 

 ちょっとした交通違反から

大捕物帳に発展した話や元アイドルが大麻で捕まった夫騒ぎから逃げてくる話、女教師と元生徒の

南国旅行の話など、終わりはすっきりというより

カタルシスを残す閉め方が吉田修一らしい。

「シーソーモンスター」伊坂幸太郎

 

シーソーモンスター (単行本)

シーソーモンスター (単行本)

 いつも酔っ払ってお風呂で読んでいるので

内容が忘れがちで読み進むせいか

途中で主人公が変わっていることに

なかなか気づかず。

と言っても繋がっているのだが。

元スパイで絵本作家の凄腕おばあちゃんが

かっこいい。

毎度伊坂幸太郎の本は政治風刺が効いている。