映画「本心」

近未来の話でバーチャルフィギュアで死んだ人もリアルに蘇る時代に自死をした母に理由を聞きたくて蘇らせる息子の話。
未来では「自由死」というものがあり病人や老人などは自死を選べば税金の優遇などもあるということだが本当に将来こんなことになっても不思議ない。ウーバーの代わりにリアルアバターというバイトがあり誰かの身代わりに動く。それも評価が悪くなると仕事がなくなりしまいには首に。
貧乏な人はとことん貧乏な世の中でお金のある人は彼らをおもちゃのように使っていて見ていて辛い。幼なじみも底辺生活をしている。
闇バイトのようなものもあり、本当に危うい。
主人公は高校時代に暴力事件で逮捕されたことがありまともな仕事につけないという背景だったが未成年が起こした事件でそこまでなるものなのだろうか?
かなり辛いことの多い映画だったがほのかな希望らしきことが映し出されて終わるからまだ救われるが色々考えてさせられる映画だった。