市川海老蔵の團十郎襲名披露夜の部に行く。八代目市川新之助の初舞台でもある。
幕には村上隆作成の華やかな祝幕がかけられ気持ちを盛り上げる。
玉三郎も月末には参加なのだが今日はいなくて残念。
昨日の初日の口上では仁左衛門さんのド忘れがあったらしかったが
今日の口上は筒がなくこなしていた。
以前の口上は舞台の端から端まで黒の着物で揃えた役者達が並び次々と
挨拶をしていた印象だが今日は7人のみで残念な気がする。
コロナの影響?今のトレンド?
みんな自分の家紋入りの裃をつけていた。挨拶は白鸚が仕切りをしていた。
全員が先代團十郎のことを述べており、それぞれの役者達がどんなに彼と仲が
よかったかと回想しさぞ今日のことを喜んでいることだろうと閉める。
みんなに好かれていたんだな。
「助六」はとにかく華やか。衣装もそうだがでているメンバーもそう。
そして新團十郎は見た目が素晴らしくいい。でてくるとそれだけで周りの雰囲気が
変わった。みんなの目を惹く。でも声がいまいち残念なんだよな・・・
仁左衛門さんは今回はくわんぺら門兵衛という髭の意休の情けない手下役。
やはり姿はいい!声はわざとなんだろうがダミ声すぎて少し聞きづらい。
コロナで飲食禁止だったがこの度はお酒以外は館内でも食事可となった。
大向こうも復活してきているのでよかった。
お酒もまた解禁してほしいな。
外に出ると今日は皆既月食と天王星食でみんなが天を見上げている。
一緒に見てみたら赤銅色の月の影が見れた!
家の近くに着いた時には月食が終わりかけで三日月のような月がみれ
その後は半月になっていった。
珍しいものを見ることができた。