久しぶりの歌舞伎座。
1430からの第二部を見る。
演目は「暫」とつ「土蜘蛛」
「暫」は歌舞伎座久々の海老蔵が鎌倉権五郎。有名な演目だが私は見たことあったかな??
海老蔵は力強く派手やかで明るい迫力のある演目で面白かった。
それにしても歌舞伎は踊りも動きも下半身中腰だったり体幹を鍛えていないと大変そう。
年をとっている人は相当鍛えているのだろう。
「土蜘蛛」は菊之助が叡山の僧、土蜘蛛の精を演じるのだが
彼に目を吸い寄せられてしまうくらいの堂々の存在感。
妖しい僧侶も美しくも恐ろしいし、土蜘蛛の精も動物のような妖怪のような
声は濁声だが動きは美しく糸を出すシーンもすぐ後ろに控えている人に
手渡すのがものすごく自然にできていて驚く。
土蜘蛛は退屈な印象だったが今日はすごく華やかで楽しめた。