sub titleにThe art of the Good Life 52 Surprising Shortcuts to Happiness
とあるように人生がより良くなる思考法などを集めた本。
文章は考えている時よりも書いている最中に浮かぶ。
若い時には常にオープンな姿勢を崩さず偶然が与えてくれたものは全て試す。
本もたくさん読む。小説を読めば素晴らしい人生を疑似体験できる。
年を取ってから関わることを絞り込めばいい。
人生は「何を避けるか」で良し悪しが決まる。
ビジネスにおける難問の解決法を見つけるよりそもそも難問を避けるべき。
大金持ちでも日々の生活に大きな違いはない、
バフェットでさえ彼が裕福であることは日々の暮らしにほとんど影響を与えていない。
つまらないことに意識を集中させていては人生を浪費する。
悪意ある言葉で攻撃されたらその人にその発言をもう一度繰り返してもらう。
ほとんどの人が負けを認めるというものは仕事に役立ちそうだ。
一週間のうち十五分でもいいからあなたの人生で起こりうる「大きなリスク」に
ついて集中して考える時間を持つ。そうすればその問題が現実になった時に
備えておける。
この本に書いてある人生のtipはかなりバフェットかその右腕のチャーリー・マンガーのものが多いのでチャーリーにも興味を持った。著書もあるようなので今後読んでみたい。
最初の章に「秘書問題」について書いてある。
秘書の募集をして100人応募してきた中から一人だけ選ぶが即決しなければならない場合
どうしたら適切に選べるかというもの。
最初の37人は面接だけして不採用にしてその中の最も優秀な人のレベルを把握。
その後はその人を上回った最初の人を採用するというもの。
そうすれば優秀な秘書を採用できる確率は非常に高くなる。
これ自体は聞いた事のある理論だが秘書=女性という話になっているのが
読んでいてモヤっとする。
昔よりジェンダー問題に敏感になっているのか私も。