「小山実稚恵の世界 ピアノで綴るロマンの旅」

場所:オーチャードホール
第6回 〜内なる叫び〜
シューマン:「蝶々」(12曲)作品2
ベートーベン:ソナタ17番二短調「テンペスト」作品31−2
シューベルト:即興曲集 作品142 D.935より第一番へ短調
ショパン:ソナタ第3番 ロ短調 作品58

今回の私的目玉はなんといっても「テンペスト」
すごく楽しみにしていたのだが、
なんとなく低音が割れているような印象で
早く弾きすぎでピアノが走りすぎている気がした。
以前見たバレンボイムのベートーベンマスタークラスの
テンペストを思い出し、彼の演奏をまた聴いてみたくなった。
小山さんのピアノは私としっくり来ないのだろうか?

それでも終演後は第3楽章が頭の中でエンドレスになったわけだが。