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通し狂言「菅原伝授手習鑑」 昼の部 歌舞伎座

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今月は仁左衛門さんの管丞相だったのでぜひ見たいと思っていたものの
時間が合わず断念していたが、急に思い立ち行くことにした。
切符は売り切れになっていた日だったが、近くになって出てきた席も
一階の中央でいい席だった。
 
帝の弟宮と恋に落ちる刈谷姫の逢引きを手伝う桜丸の話の「加茂堤」、
管丞相が極めた書の道の奥義を伝授する話の「筆法伝授」、
流罪の決まった管公が伯母の家を訪ね刈谷姫との面会をからめる「道明寺」の3つ。
 
まずにニザ様の管丞相は品格があり、姿麗しい。背も高くスタイルいいのだなと
あらためて見る。話し方は朗朗っといった感じ。
筆法伝授では、伝授される源蔵役を染五郎がやっていたが、彼も男前だなと
見とれる。すっきりした正統派で、幸四郎よりニザさま路線だよな。
才能ある若者然としていていい。
左中弁希世という兄弟子役の橘太郎が嫌味でコミカルなのに憎めないかわいさ。
「道明時」では迫力の伯母役の秀太郎がよかった。ニザ様も木像が化ける様も
ぎこちない様子でよかったし、常に泰然自若としていた。
近松濤美術館で見た道真の絵画や像と同じポーズだった。
途中冠が落ちるシーンでは本当にハプニングかと思いびっくりしていしまった。
 
今回は愛之助も競演していてうれしい。彼は単体で見るとニザ様にそっくりなのだが
やはり同じ舞台に立つと別物とわかる。今回はコミカルな役をやった 
りしていたこともあるが。菊之助は立ち役の時はやはりおやじさまに似ている。
菊五郎よりはもちろん美青年なのだが。子供の頃の菊之助は将来を勝手に心配する
くらいの容姿だったがよくここまでと勝手に感慨深い。
 
 その後は三原順のイベントに行ったのだが、私がついた時にはもうすでに開始されており、小さな場所にぎっしりと人がつまり、テレビモニターに映し出されるトークイベントを見入っていた。アンジー展ウイークだったがとても見れる状態ではなく
残念だったが、しばらくトークを見ていた。その時感じたのは私は順様の作品の
社会的な意味とかよりただ萌えたいのだということ。
もちろん彼女の作品を読んでいろんなことを考えるきっかけにはなったけど
それは個人ですることなんだと自分では感じる。
 
その後は御茶ノ水界隈を歩いたのだが、本当にこのあたりというのは郷愁を
というか、懐かしくてたまらない何かを感じてしまう。
昔の日本を思い出させるからだろうか?
そしておたくの男性というのはおたくの女性とちがって本当に趣味以外は
興味がないのだろうとそれらしい人を何人も見て感じだ。
おたく女子は興味があることにdeepに行っていても、おしゃれもそこそこ
興味を持ち、おいしいものにもそこそこ興味を持ちと全方位そこそこだと
思うのだが。それが男女の違いか!?