- 作者: 伊賀泰代
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2012/11/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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すべてにおいてリーダーシップがなりより大切と説く本。
リーダーシップとはみんなを仕切るというよりも、自発的に考えて動く、
課題を見つけ改善したほうがいいと思ったら誰かがやるのを待っているのではなく
自分で動いて解決しようと思うこと。
「人はチャレンジを続けていると次々と新しいこと、より大きな仕事を手掛ける
ことが怖くなくなる。反対に、簡単にできる仕事ばかりやっていると、
できないかもしれない仕事が怖くなる」とい一文には戦慄した。
まさに現在の自分の痛いところをついて来ている。
できることばかりやっていると保守的になり視点も狭くなりがちだそうだ。
わかっていてもおしりが重いんだよな~。
また仕事は細部をすべて詰めてから始めるのではなく、「いったん決めてから
問題点を洗い出し、対策を考えていく」のが、新しいことを試す際のひとつの
手法という。結論を出すことにより初めて得られるフィードバックもある。
日本ではあまり重要視されていなかったリーダーシップが世界的に必要な今、
リーダーシップがない私たちは途方にくれるが、「リーダーシップは学べるスキル」
というから救われる。
座学と実技を交えて体験し、失敗したり成功したりしながら学ぶ。
アメリカのビジネススクールでは授業もあるらしい。
自分から働きかけるということは周りを観察していても例があり勉強になる。