すーちゃん、まいちゃん、さわこさん

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以前バイト仲間で今も仲良しの3人の女性。すーちゃんはカフェの店長で仕事はやりがいがあるものの、恋愛は少しお休み。職場のマネージャーが気になっている。

まいちゃんはキャリアウーマンで、不倫もしており、ストレスでいっぱい。

さわこさんは家で仕事をしているが、祖母の介護を母親としている。自分が家をでていったらどうなるか心配している。

それぞれの悩みを抱えながら、時に集まり、話をして、また自分の世界に戻っていく。

 

いかにもこじゃれたロハスなピクニックなどをしている3人だが、洋服も自然体で気持ちいいタイプのもので、男性受けするものとは正反対だ。

すーちゃんがお店で注文するときに一度でいうことを心がけるというのは激しく同意。

新君は中田マネージャーというすーちゃんの上司役なのだが、外見はおっさんなのに中身は高校生のままという行けてない男性だ。すーちゃんといい感じになりながらも同じ職場の別の女性と結婚することが決まり、それにも戸惑っていたり。

寺島しのぶが新君が子供と遊ぶシーンがよかったと言っていたので、てっきりバツイチの役かと思ったらそうではなく、ただ遊んでいるというシーンだった。

監督にDavid Bowieのイメージで言われていたそうだが、どの辺がそうだったのか聞きたい。

 

さわこさんのおばあさんは認知症になって子供の顔もわからなくなっているが、母親はそれでも生きていてほしいと思っている、それっておかしいかしら?というようなことを言っていたが、今は私も全面的に同意する。いてくれるだけでうれしいものなのだ。

いかにも女性向けの作品を男性の監督が描こうとしたのも不思議だな。

出てくる男性がことごとく身勝手でそこも驚く。