「新潮 ２００８年１０月号」

今年はやたらと源氏がフォーカスされていると思ったら
１０００年記念らしい。そしてまんまとブームに乗って読む。

新潮では６人の人気作家（江國香織、角田光代、町田康、
金原ひとみ、島田雅彦、桐野夏生）が源氏を新訳、超訳する特集。

目当ては江國香織だったのだが、やはりよかった。
彼女は「竹取物語」も出していたが、
将来は是非源氏物語にも手をつけて欲しいな。
彼女の描く源氏は女性がつい許してしまういかにももてそうな
男性でそんなところがリアルでいいと思ってしまった。