「デトロイト・メタル・シティ」

デトロイト・メタル・シティ スタンダード・エディション [DVD]

デトロイト・メタル・シティ スタンダード・エディション [DVD]


おしゃれなラブリーポップをやりたくて上京した男の子が
ふとしたことでヘビメタバンドのボーカルをやることになり
いつしか自分の思惑とは別にカリスマとしてちやほやされることに。
自分のやりたい音楽と今やっている音楽のギャップに悩むが・・


松山ケンイチがへにゃへにゃした男の子を好演している。
あんなふうに歩くときもいつでもくにゃくやしている男の子っているよな。
そして彼が目指すのはカジ君の歌うような音楽で
家でもラブリーあんどおしゃれを実践している。
小沢君やコーネリアスを目指しているとかいうセリフがあったり、
彼の着メロが「恋とマシンガン」で私はにやり。
ラブリーポップ系の曲はカジ君が提供しているらしく
なかなかいい曲が多いのだが、それを歌うマツケンが意外に上手で驚く。
ギターを抱えてリズムになり体を左右に揺らしながら歌う様は
すっかり小沢君の真似だ。おかしい・・小沢君がそうやって
歌っているときにはなんら違和感感じなかったのに・・・
やはり他人から見ると変!?

ヘビメタのほうのうまく歌えている。
彼は歌がうまいのかな。


そのヘビメタバンドを仕掛けている凄腕女社長役が松雪泰子だったと
終わってから知った。気付かなかったな。


お約束な場面もあるものの、面白く楽しめる映画だった。