- 作者: ロアルド・ダール,Roald Dahl,永井淳
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1989/10/31
- メディア: 単行本
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タイトルは知っていたが、彼の伝記的本と知り
俄然読みたくなった。
(てっきり児童書と思っていたので)
彼はこてこてのイギリス人かと思っていたが
本当はノルウエー人だったと知り驚く。
彼は幼いときに父親を亡くし、母親一人が大車輪で
子ども達を育ててくれた。
彼女はだんなさんが亡くなっても相変わらず裕福でいて
なおかつ船を操縦したり、大グループで毎年ノルウエーに帰省したり
いろいろなことをし切って本当にスーパーウーマンだ。
ダールは子どもらしくいたずらをしたり、おびえたりで可愛い
少年時代を予想通り送る。
それにしても上級生のいじめというのはずっとあるものなのね〜。
彼がシェルに勤め始めた1934年当時はみな帽子をかぶって通勤が
当たり前で、さらに晴れていてもたたんだ傘を持たずに外出する人は
いなかったと記されている。英国紳士の代名詞の帽子と傘だが
なぜ常時持っていたのかしら?天気が変わりやすいから??