「オロロ畑でつかまえて」 荻原浩

オロロ畑でつかまえて

オロロ畑でつかまえて


今にもつぶれそうな弱小広告代理店が
これと言った名物のない田舎町の町おこしを
担当することになる。


大変なド田舎のその町はオロロ豆という一風変わった豆
くらいしか特産物もなく、村おこしの目玉になるものがない。
思い切ってネス湖ネッシーよろしく龍神沼に怪物が出るという
自作自演の噂を流してみたら・・・


それなりに面白いのだが、ちょっと途中で退屈な感じもした。
ユーモアのある言い回しがうまいなと思うところも
あるのだが、この作品は思ったほどではなく残念。