「お金の学校」 坂口恭平

 

元々はnoteで発表していたものを本にまとめたものだ。

 

お金についての話なのだが、倫理観の強い人などは読んでいて「ん?」と

なりそうなところもありかなりぶっちゃけと感じたが

これが支持されるのだろう。

 

お金がないと死にたくなる。死にたい人でお金を持っている人はいないと

書いてあり、じゃあお金は大切ねと感じる。

 

印税の仕組みにも言及されていて興味深い。

印刷された分は売れなかろうともらえるようだ。

てっきり売れた分しかもらえないのかと。

彼が画集を出版した時の仕組みや版元との交渉なども

細かに書いてあった。

 

二言目には「大丈夫、きっとうまくいく」と自分に声をかける。

模倣三つ揃えると経済になる(模倣はパクリだが3つ組み合わせると独自になる)

模倣する人を見つける。歴史上の人物でもあり。

ゴールを設定すると自動的にゴールするからゴールを決める。

 

とにかく「経済とは流れること」

ところで彼は子供の頃からうつ病で大人になって自力で治したらしい。

そんなことが自分でできると知れただけで心強く感じた。