最近京都に行ってお寺などを見るにつけ仏教についての疑問が
湧いてきてもう少し知りたいと思い読んでみることにした。
時に日本の仏教の歴史みたいなものがわかり面白いし為になる。
日本の仏教は中国経由で入ってきたので儒教の影響を受けているようだ。
いわゆる葬式仏教というのは本来のものから変形しているらしく
先祖供養や位牌なども中国を通って輸入され、最初に日本に入ってきた
東大寺には墓もなく葬儀は行わず、東大寺の僧が亡くなってもよその寺に
葬られるらしい。
大きな宗派を起こした僧侶たちはみんな比叡山出身で
しかもドロップアウト組だったそうだ。
当時葬儀は穢れとされ僧侶は受けてなかったものを
改革派のかれらは庶民が一番望んでいた葬儀を積極的に引き受けるように。
仏教の教えも輪廻転生などバラモン教の影響があったりやはり
色々な歴史があるのだとわかった。
そして一番驚いたのはブッダの500年後にイエスが生まれさらにその500年後に
ムハンマドが生まれたということ。
全員同じ時期に生まれたのかと勝手に思っていたが
仏教が一番古い歴史があったのだと驚いた。
そしてイスラム教が一番新しいということも。
キリスト教とイスラム教はユダヤ教から生まれた兄弟のようなものと
いうのも不思議だ。
多神教の仏教の奥深さを感じた。