「天空の蜂」 新宿ピカデリー

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東野圭吾の原作を堤幸彦が監督した作品。

原作は読んだことがなかったので、テレビなどの予告程度の知識で見に行く。

 

ずっとスリリングな展開で最後はちょっと驚きの結末が待っているのだが、

緊迫した中でも佐藤二郎がでてくるとなんだかやたらと和む。

柄本明も力んでいないが穏やかな凄みを感じる。

 

「高速増殖原型炉」という言葉が言いづらくセリフにあると噛んでいたと

モックンがインタビューで言っていたため、この言葉があると

その点ばかり注目してしまった。

 

十分長い映画だったが、それでも雑賀の病気の背景なども

もう少し説明があったらよかったと綾野ファンの私は思う。

 

最後のモックンが原発の上で天を仰ぐシーンはよかった。

 

秦基博の主題歌もあまり好きな感じではないと思っていたが

劇場のエンディングで聞きながらいい曲かもと思えてきた。