「サイドウエイ」

昨夜のニュース番組でこの映画の影響でピノがアメリカで流行しているという。
サンタバーバラのワイナリーめぐりも大好評と聞いてちょっとびっくり。
面白い映画だったが、そこまで影響を与えているとは・・・

この映画の主人公はもう自分に限界を感じるもう若くもなく、あきらめモードに入っている男性。近々結婚する友人とワインをゴルフの旅に出る。主人公は作家を目指しているが、教師をして生計を立てている。すぐにnegativeになるので、友人のジャックには呆れられて、でも叱咤激励されている。その様子が今ビデオで借りてみている「天国に一番近い男」(トキオの松岡君と陣内孝則主演)の主人公シロウ君を思いださせる。シロウの口癖も「どうせ俺なんか」といじけるのを陣内扮する天童にお尻をたたかれるのだ。

せっかくワイン好きの素敵な女性といい感じになっても、自信がなくてうまくいかない。
でもアメリカ映画って最後は希望を持たせる感じで必ず終わるのが嬉しい。

ピノがそんなに繊細な種類とはちっとも知らなかった。
それに対してシャルドネ(だかカベルネだったか)は雑草のようにどこでも育つらしい。
ちっとも知らなかった。
「女たちがメルローって言ったら、黙ってメルローを飲むんだぞ!!」と釘をさされるというシーンがあったのだが、メルローってそんなにだめなの!?
離婚したワイン好きの奥さんとの思い出に出てきたのがオーパスワンだったのは、ちょっと嬉しい気分だ。以前にワイナリーに行ったので。