映画「レディマエストロ」

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映画レディマエストロをル・シネマで見る。

原題はthe conductor

実話が元になっているらしい。

 


指揮者になりたい女性が差別や障害と

戦いながら夢を追う話。

貧乏なオランダ移民の娘だか音楽が大好きな

ウィリーはなかなか夢に向かいガツガツ行く姿が逞しい。そしてこのくらいじゃなきゃ

道は開けないのだろう。

ピアノ教師の「女は底辺にいれば幸せになれる」というセリフがその時代の真実なのだ。

 


両親もきっと15年以上育てているだろうに

突然自分の本当の子じゃないと言い出し、

彼女を追い出す。これはなんだか理解出来なかった。

 


でもバーを経営するロビン(谷原章介似のイケメン)がすごく彼女をサポートしてくれてよかった。彼には彼で秘密や悩みがあるのだが。

 


主人公のウィリーはさえない女の子なのだが

メイクやファッションで急に美人に見えるのが

外人ってすごいわ。

 


最後はいまだに女性の大オーケストラの首席指揮者はおらずあの時代と変わっていないことを

思い知らされるが、きっといつかは叶うだろう。

映画「ハナレイベイ」

 

ハナレイ・ベイ

ハナレイ・ベイ

 

 

WOWOWで見た。

サーフィンをしていた息子が鮫に襲われ死亡、

彼の亡くなった土地を十年に渡り毎年訪れる女性を

吉田羊が演じる。

 

心が癒えるまでの再生の話かと思ったら、息子は

とは不仲、旦那は薬中のクズ男でなかなかの波乱人生。

彼女はアメリカにも住んでいたがある設定で英語のセリフも

多いのだが、低音で雰囲気があっていい。

 

虹郎も無邪気でサーファー役で出てくる。

素直でおバカで礼儀正しい日本の若者だ。

ハワイの景色がとても美しい映画だった。

華開く皇室文化 ー明治宮廷を彩る技と美ー

明治から現代ではまで皇室で使われた工芸品や美術品ドレスなどを

写真とともに紹介。

幕末から明治の流れで孝明天皇の話も少し入っていてうれしい。

皇室の系図も興味深かった。

オーダーメイドスーツを着る人の成功習慣 松井拡運

 

オーダーメイドスーツを着る人の成功習慣

オーダーメイドスーツを着る人の成功習慣

 

 

オーダーメイドスーツのテイラーが成功している顧客達の

同じような傾向をまとめている本。

 

決断が早いというのはいつも私が気にしていてできないところだが、

ここでもその大切さが説かれている。

それは誰かがいいと言った本はその場でネットで注文することとか

も含むが、大小のことに関して決断がスピーディ。

迷っている時間ある?ないでしょ?迷っていい結果が出たことある?

と著者が言われ、それ以来とにかく早く決断することを

それ以来心がけるとあった。

 

長ザイフに新券を揃えていれるというのも手軽なので参考にできる。

成功者はお金を大切にするから向きを揃えて綺麗にしまうらしい。

ボロボロのお札より新券の方が気持ちいいから新券を用意ということらしい。

でも日本は定期的に回収して回しているから外国のようなボロボロの

お札は少ないと聞いたことがあるけど、たしかに街でもあまりボロボロ通貨は

見かけないかも。

「松方コレクション」「モダンウーマン」国立西洋美術館

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松方コレクション展を国立西洋美術館

見る。もともと彼のコレクションを常設してるのになぜ?と初めは興味なかったのだが

原田マハの「美しき愚か者たちのタブロー」を

読んだらやはりおさらいをしたくなった。

やはりほとんどここのコレクションで、

でもとても混んでいるので、次々と

飛ばして見てしまった。

想定内の内容だった。

 

きまぐれで常設展のモダン・ウーマン展が

思いのほか面白く大満足だ。

フィンランドの女性芸術家たちの絵、リトグラフ、彫刻などが展示されている。

特にマリア・ヴィークは美しく人間味溢れる人物画や静物、風景画が温かみがありいいし、

ヘレン・シャルフベックは写実的な絵もいいのだが、「占い師 黄色いドレスの女性」は

チラシの表紙絵になっていて、線が少ない単純そうな絵なのに妙におしゃれ。他の人物画や静物画も線が少ないがスタイリッシュで

可愛かったりおしゃれだったり、綺麗だったり。フィエゾーレの風景画やシャンパンと果物を描いた絵も気に入った。

イタリアの風景を描いたものも他作家のものでも見られよかった。

思いがけない収穫だった。

人生は攻略できる 橘玲

 

人生は攻略できる

人生は攻略できる

 

 若者向けの人生の生き方ガイド。

知識が高いほど高学歴で高収入の仕事につき

良い配偶者と良い子供を育て身体的にも精神的にも健康度が

高い傾向にあるという。

我々の生きているのは知識社会で言語運用能力や数学、

倫理的能力が高い人におおきな優位性があるかららしい。

読みやすい本だった。