映画レディマエストロをル・シネマで見る。
原題はthe conductor
実話が元になっているらしい。
指揮者になりたい女性が差別や障害と
戦いながら夢を追う話。
貧乏なオランダ移民の娘だか音楽が大好きな
ウィリーはなかなか夢に向かいガツガツ行く姿が逞しい。そしてこのくらいじゃなきゃ
道は開けないのだろう。
ピアノ教師の「女は底辺にいれば幸せになれる」というセリフがその時代の真実なのだ。
両親もきっと15年以上育てているだろうに
突然自分の本当の子じゃないと言い出し、
彼女を追い出す。これはなんだか理解出来なかった。
でもバーを経営するロビン(谷原章介似のイケメン)がすごく彼女をサポートしてくれてよかった。彼には彼で秘密や悩みがあるのだが。
主人公のウィリーはさえない女の子なのだが
メイクやファッションで急に美人に見えるのが
外人ってすごいわ。
最後はいまだに女性の大オーケストラの首席指揮者はおらずあの時代と変わっていないことを
思い知らされるが、きっといつかは叶うだろう。