BSでやっていた舞台中継で見た。
作、演出はマキノノゾミだ。
平賀源内と玄白の友情、仕事、挫折、孤独などを描いた作品なのだが、
何気に見はじめそのまま続きを見たくなって見てしまった。
源内の知識は教科書のものしかなかったが、その話を見ていると本当にすごい
人だったのだなと面白く、玄白も自信満々の学者かと思ったら自信なさげで
親近感がわく。
源内は天才として江戸時代で一生を終えたのかと思ったら
殺人事件を犯していたなど知ってびっくり。
「ああ非常の人。非常のことを好む。行ないこれ非常なり、なんぞ非常に死するや」と源内の墓標に玄白の言葉が刻まれているとか。
源内は発明だけでなく、文学、絵画にも才能を見せたとのことで、
まるでダヴィンチの生まれ変わり、きっとそうだわ。