- 作者: 連城三紀彦
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1991/07
- メディア: 単行本
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画家の平野は10歳年上のイラストレーターの辻井の絵に
惹かれ、また奔放でわがままな彼自身にも惹かれていった。
彼を手に入れるため、彼の妻と関係を持ち、
辻井もまた平野の恋人と関係を持つ。
平野は辻井を手に入れることができるのは
彼に棄てられるときだと感じるようになり・・・
なんだか観念的でちょっとわかりずらい。
どうやらわかりやすいミステリーとかの方が
奥行きのある心理描写よりも好きな私。
その人が手に入れられないなら
その恋人に手を出すというのは
割とありがちな考えなのだろうか?