「トリオ・タルヴェグ TRIO TALWEG」 東京芸術劇場大ホール

この劇場には初めて来た気がする。
長い長いエスカレーターがあり、しかもなんの囲いもなくて
降りるときにはかなり怖くてドキドキする。
高所恐怖症の人には絶対無理だろうが、あんなすかすかに
長いエスカレーターは安全上大丈夫なのだろうか?
事故が起きたら(誰かが転がるとか)全員やられるよな〜。


大ホールはとても綺麗で新しい。中央に巨大で立派なパイプオルガンが
そびえており目を引く。
椅子がちょっと硬いのと(こんなに硬いのは最近少ないような)
前との段差があまりないので、少し見えにくい印象が残念。


演奏は
チャイコフスキー ピアノ三重奏曲「偉大な芸術家の思い出に」
ドヴォルザーク  ピアノ三重奏曲「ドゥムキー
ショスタコーヴィチ ピアノ三重奏曲 第一番ハ長調作品8
ラヴェル     ピアノ三重奏曲 イ短調
ピアソラ    「ブエノスアイレスの四季」より「ブエノスアイレスの冬」
ピアソラ    「革命家」


それぞれすべての楽章をやってくれるものと思っていたが
ドヴォルザークも3つの楽章だけで「あれ?」


ピアノはヤマハだったのでちょっと驚いたが
最初のチャイコフスキーはとてもよく美しいハーモニーが聞けて満足。
あとピアソラブエノスアイレスが郷愁を感じて音の響きもよかった。


お客さんがあまり入ってなくて一階席も埋まっていないくらいだったが
アンコールはなかなか長く拍手が続き、2曲もやってくれてうれしい。
ただ何の曲なのかあとで張り出しがなくて残念。
コンサート後サイン会もあったようで、CDも売れていたようだ。


帰り西口公園を通りかかると、「池袋ウエストゲートパーク」を思い出し
「ここでキャシーが踊っていたな」とか
「マサとまこちゃんが軟派していたな」とか妙に懐かしく感じる。
思ったよりも小さな公園なのだが、テレビでは
もっと大きく感じたものだ。