- 出版社/メーカー: 東北新社
- 発売日: 2004/08/27
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バンドオーディション番組をきっかけに巻き起こるバンドブーム。
中島率いるスピードウェイもメジャーデビューをして
デビュー曲がヒットをするが、その後は泣かず飛ばず。
レコード会社は売れ線の曲を作るようにプッシュするが
それは自分達の本当にやりたい音楽とはかけ離れている。
だが仕事もだんだんとなくなっていき、彼女ともうまくいかなくなる。
そんななかボーカルのジョニーが女の子に刺されて・・・
あちこちにぶつかり、悩みながら自分のしたいことを
模索していく青春ストーリーだろうか。
この監督は田口トモロヲだが、脚本はクドカン。
見終わるまで忘れていた〜。
途中、「ロックの神様降りてきてくれ〜」といった中島の
リクエストにお答えしてか、ボブ・ディラン風の男が何かにつけては
現れ、ハーモニカの演奏で、彼の相談に答えたりしている。
彼の恋人役の麻生久美子は完璧な女の子の役だ。
彼を導き、励まし、包容力があり、しかも自立している。
中島はいつも何事にも不安がいっぱいで、彼女に「好き」と
言葉で言って欲しがるような男の子だが、そのあしらいも上手。
こんな完璧な彼女がいながら、でも中島はライブのあとなんかは
不安でつい女の子に手が出てしまうんだな〜。
バンドが乗っているときは、ちゃらちゃらとファンの女の子達と
飲みに行ったりしているのはなんだか多いにありえそう。
へたくそベーシスト役の南朋ちゃんは、社長に別のを探せと
言われている。そういう役とは知っていたので
途中で首になるのかとドキドキしたが、残れてよかったわ(涙)