「イニシエーション・ラブ」 乾くるみ

イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ)

イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ)


ただの恋愛小説と思って読んでいると最後のどんでん返しで
すごくびっくりさせられ、また読み直してしまうという噂を聞き
読んでみたのだが、ぼんやり読者の私はとうとう最後まで
ただの恋愛小説として読み終わってしまった。



合コンでであったたっくんとマユはやがて付き合うようになるが
たっくんが東京転勤になり距離ができていく。


side A, side Bとして話が展開していくのだが、
読者は最初から最後まで時系列で話が進んでいくと
思って読んでいるのだが、実は違っていた。
あちこちネットで検索してやっと謎を知った。
確かに言われてみれば・・
でも驚くような感動は私はいまいちなかったな。


著者は名前が女の子のようだが、描かれる女性とか
男性が男性の著者のようだと思ったら、やはり男性だった。