映画「翔んで埼玉」

 

翔んで埼玉 通常版 [DVD]

翔んで埼玉 通常版 [DVD]

  • 発売日: 2019/09/11
  • メディア: DVD
 

 

まずこの物語はフィクションであり存在する人物、出来事、

特に地名は実在のものと関係ありませんという一言で始まり

そこでにやり。

トンデモ映画で、出てくる人物も劇画チックで宝塚チック。

埼玉と都内の関係、千葉、茨城、群馬との関係など

大袈裟な分笑える。

エンドクレジットで流れるはなわの埼玉の歌は

なかなか自虐ネタなのだが最後に埼玉愛が溢れて

見た人はちょっと幸せ気分になると思う。

N響オーチャード定期第107回 オーチャードホール

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指揮 ファビオ・ルイージ

ソプラノ クリスティーネ・オポライス

 

ウェーバー 歌劇「オイリアンテ」序曲

Rシュトラウス 4つの最後の歌

Rシュトラウス 交響詩英雄の生涯」作品40

 

ソプラノってマイクなしでオーケストラと勝負しなきゃならない

わけだよね? すごいと毎回思ってしまう。

映画「フォードとフェラーリ」 Toho cinemas 新宿

この映画は予告で見て面白そうと感じた。

地味だしと思っていたが評判いいようだ。

 

クリスチャン・ベイルがイギリス訛りで

あれ?と思ったが「太陽の帝国」の可愛らしい

男の子??

 

若きアイアコッカもいる。最初から大出世したわけ

ではないようなのは意外。

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レースシーンはいつクラッシュするかとドキドキだし、副社長が自分の手柄ばかりの嫌な奴であの手この手で妨害する。

 

マット・デイモンはなんとなくデカプリオっぽい。

映画 冬時間のパリ

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パリ出版業界を舞台に、本、人生、愛をテーマに描く、

迷える大人たちのラブストーリー。

 

原題はDoubless Vies

 

フランス映画らしくみんなに情事があり、

夫婦という家族的なwetさが感じるられないせいか

恋人同士のようなドライさを感じた。

 

ジュリエット・ビノシュのファッションが可愛らしいし、きれい。

出てくる男性陣もおしゃれで、風景も美しい。

私小説作家のレオナールはハゲデブオヤジだが

女性との情事には苦労していない様子が不思議なダメ男。

見ているうちに何だか可愛らく見えてきて

そこが女性が惹かれていくところなんだろうとわかる。

 

 

「クジラアタマの王様」 伊坂幸太郎

 

クジラアタマの王様

クジラアタマの王様

  • 作者:伊坂 幸太郎
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2019/07/09
  • メディア: 単行本
 

 伊坂幸太郎の作品はファンタジーが効いていて

あらすじを書くのが難しい。

読んでいる時はふむふむと思うのだが。

風刺がきいているのだなという感想。

「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」 ブレイディみかこ

 

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー

 

 

もとは朝日の書評か広告で見て興味が湧いたんだと思う。

物語かと思ったらエッセイだった。

 

著者はアイルランド人で金融で働いていたがリストラされてから

ダンプの運転手をしている旦那とブライトンで暮らす日本人女性。

息子はカトリックの上品な小学校に通っていたが

中学になる時に元底辺中学校に入学することになり、

そこでのイギリスでの暮らしぶりや子どもの成長などを描く。

 

イギリスでは学校ランキングが広く浸透しているようで

それで学校の価値も決まるらしい。

息子が通っていた元底辺中学は校長がすごく頑張り改革に力を入れて

ランキングが上がってきた学校だ。

そうは言っても貧乏人の子供も多く、教師たちはボランティア的に子供の制服や

食事の面倒も見ている現実に驚く。

 

音楽にも力を入れて学内コンサートを開く。

行儀いい曲ばかりではなく、不良少年然とした男の子が貧乏を歌った

皮肉の聞いた辛辣な歌も大盛り上がりで大人たちも聞き、

それをCDにして学内で売るのだが、それにもバッチリ収録という話は

懐の深さを感じる。

 

昔TV bros という雑誌で音楽ライターのロンドンコラムがあり

すごく面白くて楽しみにしていたのだが

著者はもしかしてこの人だったのでは?と思ったりして。

言葉の選び方とかが面白いのだ。

 

他の著作も読みたくなった。

 

 

「印象派 それから」 三菱一号館美術館

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最近マネ、モネ、ルノアールドガゴッホ

続けて見てきたがこのでもまたあった。

それはそれで面白い作品も多いのだが、

今回はなんといってもシャガールだ。

久しぶりに見た気がする。あんなに明るく鮮明な色遣いなのに

哀愁を感じる。

ユダヤ人にとってヴァイオリンは冠婚葬祭に欠かせない

大切なものらしいがたしかにシャガールの作品には

ほぼヴァイオリンがどこかしらには描かれている。

特に「夢」が良かった。